プロバイダを変更するときなどに、新プロパイダのIPv4 PPPoEの接続先設定をしようと思ったらグレーアウトしてしまって設定できない!
何も選択することができないので、困ってしまいますよね。
そんな時には、今回ご紹介する方法で解決することができます。
ぜひ参考にしてくださいね。
ただし新しいプロバイダでもIPv6接続をしたい場合は、この設定はしないようにしてください。
基本的にはIPv6接続は、設定しなくても自動的に接続されます。
この操作をしてしまうとIPv6での接続ができなくなってしまうので、注意が必要です。
ドコモ光でプロバイダ接続先設定がグレーアウトする場合
今回困っている症状は、このような状態ですよね?

へアクセスしたところ、グレーアウトして本来選択できる部分をクリックができません。
この状態だと、新しいIDやパスワードなどを登録したくても、接続設定画面に入ることができずに設定できません。
そんな時は、まずこちらをアドレスバーに直接入力してみてください。
するとこちらの画面が開きます。

左上にある『IPv4設定』を選択します。
続いてこちらの画面で、左側の『高度な設定』を選択。

初めての設定の場合は、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。
自分の任意のもので大丈夫なので、登録をしてください。(パスワードは6~15文字以内)

もう一度高度な設定を選択して

画面1番下の『IPv4 ON/OFF設定』のIPv4の一時停止、機能停止という項目にチェックを入れます。

チェックを入れたら、設定ボタンをクリック

もう一度http://ntt.setupにアクセスすると、先ほどのグレーアウトが解除され選択できるようになりました。

あとは接続設定を選択し、ID/PWを入力すれば設定完了です。


ただし先ほども書きましたが、これはIPv6接続をしようと思っているならこの設定をしてはいけませんよ。
私も先日ドコモ光のプロバイダを、楽天ブロードバンドからGMOトクトクBBへ変更しました。
その時になぜか間違って、IPv4の接続をしようとしてしまったんですよね。
で、上記の通りグレーアウトしていたのでグレーアウトを解除して競って死してみたのですが、案の定IPv6では接続できなくなってしまいました。

※IPv6接続ができているかどうかは、http://v6v4.net/へアクセスすることで確認できます。
先ほどの『IPv4 ON/OFF設定』のIPv4の一時停止、機能停止のチェックを外して再度試したら、IPv6で接続できるようになりました。

先ほどの画面がグレーアウトしているということは、以前のプロパイダとIPv6でインターネットにつながっているということになります。
それをわざわざIPv4に繋ぎ変えることになってしまうので、間違えても設定しないようにしてくださいね。
後程GMOとくとくBBへ確認したところ、今回のドコモ光でのプロバイダ変更の場合は、特に私側で何も設定をしなくても自動的に接続されたそうです。
NTTのルーターへの設定も不要、わざわざこのような手順をしなくても接続ができたってことですね。
接続先設定がグレーアウトしている場合 まとめ
今回私には必要なかった作業でしたが、IPv4 PPPoEの接続先設定ができない場合についてまとめてみました。
あまり使う機会はないかもしれませんが、もし同じようにグレーアウトしている症状で困っている方は参考にしてくださいね。
またくれぐれも、IPv6で接続したい方はこの操作をしないように!
この情報がどなたかのお役に立つと幸いです。