4/1から提供開始されるNTT東日本、西日本のフレッツ光クロス。
10Gbpsという高速回線の提供は、今までauひかりやNURO光ではすでに提供されていましたが、NTTでは初めての試み!
けれどフレッツ光単体ではなく、できることならプロバイダがセットになった光コラボの回線で利用したいと思う人も多いはず。
けれど光コラボで10Gbpsに対応する事業者は、いったいどこなのかがよくわからないんですよね。
なのでこの記事では、フレッツ光の10ギガのサービスに対応する光コラボ回線についてまとめてみたいと思います。
ぜひ光コラボで10G対応サービスを探している人は、参考にしてくださいね。
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
フレッツ光クロスってどんなサービス?
まずは初のNTT10Gbps回線『フレッツ光クロス』の概要をお伝えしますね。
通常の光回線とは少し違う点があるので、注意が必要なんです。
光コラボ事業者を選ぶ際にも、気をつけないといけないので目を通しておいてくださいね。
西日本 | 東日本 | |
回線速度(上り/下り) | 10Gbps / 10Gbps | 10Gbps / 10Gbps |
月額料金 | 6,930円 | 6,930円 |
特別割引 | 月額利用料割引 (24ヵ月間、月額利用料から1,100円割引) | クロススタート割引 (30ヵ月間、月額利用料から1,200円割引) |
契約期間 | 2年自動更新 | 不明 |
違約金 | 11,000円 | 不明 |
新規工事費用 | 19,800円 (初回3,300円 + 2回目以降550円/月×30回) | 19,800円 (初回3,300円 + 2回目以降550円/月×30回) |
利用可能プラン | 戸建てプランのみ | 戸建てプランのみ |
対応プロバイダ |
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注意点 |
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サービス提供エリア | 大阪市(4/1~)・名古屋市(6/1~) | 東京23区の一部より開始(4/1~) |
※料金はすべて税抜です
これを見てわかる通り、光電話が使えないっていうのが1番の大きな特徴ですね。
速度を早くするために10Gにしようと思っても、固定電話も使いたいなら残念ながら10Gサービスはおすすめできません。
また西日本と東日本では、月額の割引キャンペーンの内容も結構違うんですよね。
東日本は総額36,000円分の割引がありますが、西日本では26,400円分の割引。
1万円近くも変わってしまいます。
それに現時点でフレッツ光クロスを契約した場合に対応しているプロバイダは、ぷららとAsahiネットの2社しかないんですよね。
プロバイダもまだまだこれから増えていくとは思いますが、現時点ではこの2社しか選べないってことも気をつけてくださいね。
フレッツ光クロスの提供エリアはまだまだ狭い!
また提供エリアに関しても、実は本当に限られた1部のエリアでしか現在は利用できません。
東日本では東京23区の中でも8区のうちの一部、西日本でも大阪市と名古屋市の一部での提供。
NTT東日本エリア | 大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区の一部 |
NTT西日本エリア | 大阪府大阪市 愛知県名古屋市 |
今後エリアは拡大していくとは思いますが、地方都市などだとまだまだ時間がかかる可能性は高いです。
光コラボで10Gbps対応する事業者は?
2020年3月の時点で調べてみたところ、光コラボでフレッツ光クロスの10Gbpsに対応する事業者は、2つありました。
それぞれのコラボ回線の特徴をお伝えしますね。
ドコモ光
ドコモの携帯を使っているなら、断然お得なドコモ光。
こちらはNTTと同じ4/1から10Gbpsのサービスが提供開始されます。
10Gbpsプランの料金は以下の通り。
10ギガ タイプA | 2年定期契約 6,930円 (定期契約なし:8,580円) | 解除料:14,300円 |
10ギガ タイプB | 2年定期契約 7,150円 (定期契約なし:8,800円) | 解除料:14,300円 |
10ギガ 単独タイプ (※別途自分でプロバイダ契約が必要) | 2年定期契約 6,490円 (定期契約なし:8,140円) | 解除料:14,300円 |
※それぞれ10G対応無線LANルーター(月額550円)の料金を含めていない料金です
通常の1Gのプランよりも、それぞれ1,100円ずつお高いということになりますね。
工事費用は19,800円で、通常のフレッツ光クロスと同じ金額です。
ただしドコモ光10Gプランに新規加入をすると、現在は以下の特典があります。
- 新規工事料相当dポイント18,000pt(期間・用途限定)還元
- 最大24か月毎月dポイント(期間・用途限定)1,600pt還元
dポイント(期間・用途限定)進呈(新規20,000pt/転用5,000pt)
けれどこのキャンペーンでもらえるdポイントは、すべてケータイ料金の支払いなどには使うことができない用途限定ポイントになります。
ネットショッピングなどでのd払いでは使えるのですが、ケータイ料金を安くするためには使えないので注意してくださいね。
またドコモ光で利用できるプロバイダは、全部で24社あるのですが、10ギガに対応するのは以下の7社となっているので注意が必要ですよ。
- ドコモnet
- GMOとくとくBB
- Plala
- andline
- hi-ho
- BBエキサイト(タイプB)
- Asahi ネット(タイプB)
またそれぞれのISPごとの、10Gプランに適用になるキャンペーン詳細もまだほとんどわかっていない状況です。
ただ、唯一10G対応プランの紹介ページがあったGMOとくとくBBに確認してみたところ、10Gプランのキャンペーンは以下の内容になるとのこと。
- 新規工事料相当dポイント18,000pt(期間・用途限定)還元
- 最大24か月毎月dポイント(期間・用途限定)1,600pt還元
- dポイント(期間・用途限定)進呈5,000pt
- 最大20,000円キャッシュバック
ただし、dポイントの進呈はドコモからだと20,000ptなのがプロバイダ経由だと5,000ptになってしまいます。
その分、キャッシュバックが最大20,000円とはなりますが、最大金額をもらうには映像系のオプションへの加入が必要です。
ひかりTVなどのオプション加入予定の人なら、こちらがおすすめですよ。
またもしオプション加入予定がないなら、10G対応しているプロバイダの中ではぷらら光×ドコモ光が1番おすすめです。
ただし、ぷらら×ドコモ光の窓口へ問い合わせてみたところ、まだ現時点(2020/3/26)ではキャンペーン内容が何も決まっていないとのこと。
おそらくGMOとくとくBBと同じように、新規工事料相当分や月額分のdポイント還元はあるのではないかなと思います。
また随時わかり次第こちらに記載しますが、1Gのプランと同じキャンペーン内容だった場合は、オプションなしだとぷららのキャッシュバックがお得ですよ。
ドコモ光のプロバイダについては、こちらにもまとめています。
合わせてご覧くださいね。
⇒ドコモ光ならここ!おすすめプロバイダと代理店キャンペーンまとめ。
ソフトバンク光
ドコモ光に対して、ソフトバンク携帯ユーザーに人気なのが『ソフトバンク光』
こちらもやはり、NTTが提供開始する4/1より10Gプランに対応する予定です。
2年自動更新プラン | 6,930円 | 解除料:10,450円 |
5年自動更新プラン(TVセット) | 6,380円 | 解除料:16,500円 |
自動更新なしプラン | 8,140円 |
5年更新プランは月額がかなりお安いですが、ソフトバンク光テレビ(月額825円)の契約が必ず必要です。
地デジ対策も光でしたい場合は、かなりお得になるのでおすすめですよ。
ソフトバンク光は工事料金が他社よりも少し高いのが特徴なのですが、10Gでも工事費は26,400円とドコモやフレッツ光クロスに比べると高いです。
けれど、以下のキャンペーンがソフトバンク光の10Gプランには適用される予定です。
- SoftBank 光10ギガスタートキャンペーン(-1,100円×24カ月間)
- ホームゲートウェイ(N)10ギガ 月額利用料無料キャンペーン(-500円×24カ月間
- おうち割、あんしん乗り換えキャンペーン、新生活応援キャンペーンはすべて適用(条件あり)
特に引越しと同時にソフトバンク乗り換えの場合は、新生活応援キャンペーンが利用できます。
工事費相当額の1,100円×24ヵ月割引or26,400円キャッシュバックがあるので、引っ越し時に乗り換え予定なら高額の工事費用も心配はありませんね。
そしてソフトバンク光を利用するときに、1番大きなメリットになるのがソフトバンクの携帯料金が割引になる『おうち割』
実は1Gのプランの場合は、おうち割を適用するためにはオプションへの加入条件があったんですよね。
けれど10Gプランの場合は、ソフトバンク光側で対応していないオプションが多いので、『ホワイト光電話+BBユニット(月550円)』の加入があればおうち割が適用になります。
またひかり電話が利用できない10Gプランで、ホワイト光電話を使って固定電話が使えるのはかなり大きなメリットですよね。
ホワイト光電話は月額513円で固定電話が使えるサービスなので、実はひかり電話よりもお安かったりするんです。
なので10Gプランだとひかり電話が使えないのがちょっとな・・・と思っていた人には、とってもいいと思いますよ。
ただし1点注意点が。
ホワイト光電話は、ソフトバンクから新たに発行された番号を使って利用するIP電話サービスなんです。
なのでもし、今現在すでに利用している固定電話番号があって、その番号をそのままホワイト光電話に移行したいということはできません。
なのでこの機会に固定電話の番号が変わってもいいという人ならいいですが、そうでない場合は通常の1Gのプランでひかり電話を利用するか、電話だけはそのままアナログ電話で継続するしかありませんね。
ソフトバンク光に新規加入するなら、確実にキャッシュバックをもらえる『エヌズカンパニー』がおすすめですよ。
参考 ソフトバンク光おトクで安心な代理店はここ!おすすめ申し込み方法まとめ
光コラボで10Gbps対応してる事業者 まとめ
NTTから新たに提供開始されるフレッツ光クロスですが、まだまだエリアも小さい上にキャンペーン内容など不明瞭な部分も多いです。
そして対応しているコラボ事業者や、プロバイダも少ないんですよね。
実際に提供が開始されてから少しずつエリア拡大されるはずですし、各社も対応し始めるのではないかなとは思います。
サービス提供開始と同時にいち早く10Gサービスを利用したいなら、ドコモ光かソフトバンク光がおすすめです。
ただ、そこまで速度が速くなるかどうかも実際に接続してみないとわからないので、少し様子を見てもいいかなと思いますね。
フレッツ光クロスの10Gに対応する光コラボ事業者を調べている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
料金がお得&快適に利用できるおすすめ光回線5社
おすすめの光回線が知りたい
そんなお悩みをお持ちの方には、以下の光回線をおすすめします。
料金がお得&快適に利用できる光回線5社を選びました。
おすすめ光回線5社 | |
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●ドコモ光 ●NURO光 ●ソフトバンク光 ●auひかり ●GMO光アクセス(とくとくBB光) |
速度重視で光回線を選びたい人はこちら >>>【光回線の速度比較】測定値から見るおすすめの光回線ランキング
どうしてこの5社なの?どれを選べばいいの?
自分にぴったりな光回線を見つけたいけど、種類が多くてどれを選べば良いかわからない…
実は、自分にぴったりな光回線を見つけるのは実は簡単なのです!
というのも、お使いのスマホによって最適な光回線が決まります。
まずは「失敗しない光回線の選び方」を確認しましょう
- ✔「全国エリアに対応」「利用者が多い」光回線の中から「1番安い」光回線を選ぶ
- ✔全国エリアに対応→どこでも誰でも利用可能
- ✔利用者が多い=信頼の証(安心して使える)
- ✔1番安い光回線は携帯キャリアによって異なる
- ✔通信速度重視ならauひかりやNURO光がおすすめ ※ただし提供エリアが限られる
そして、基本的には携帯キャリアに合わせて選ぶとセット割引で安くなります
※セット割引がない、割引額が少ない人にはGMO光アクセス(とくとくBB光)がおすすめです。
光回線はスマホとのセット割引を考慮して選ぶことで、必然的に1番安くなりますよ!
携帯キャリア別 最安になる光回線
キャリア | 最安になる光回線 | 解説 |
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ドコモ | >ドコモ光 | 詳細 > |
ソフトバンク ワイモバイル | 対象エリア内なら >NURO光 対象エリア外なら >ソフトバンク光 | 詳細 > |
au UQモバイル | 東海・関西・沖縄以外なら >auひかり 東海なら >コミュファ光 関西なら >eo光 それ以外なら >So-net光、>ビッグローブ光 | 詳細 > |
その他格安スマホ ├ 楽天モバイル ├ LINEMO ├ ahamo └ povo | >GMO光アクセス(とくとくBB光) | 詳細 > |
ポイントまとめ
- 基本的には携帯キャリアに合わせて選ぶ→セット割引で安くなる
- セット割引がない、割引額が少ない人にはGMO光アクセス(とくとくBB光)がおすすめ
- 通信速度重視ならauひかりやNURO光がおすすめ ※ただし提供エリアが限られる
なので「おすすめ光回線5社」の中から選べば間違いありません