「auひかりを引っ越し先でも使いたいな」
「継続して利用するのに、また工事費がかかるの?」
auひかりを利用中で引っ越しの予定ができた場合、インターネット環境はどうすべきなのでしょうか。
引っ越し先でもauひかりを使い続ける場合には「auひかりで転居手続きを行う」「auひかりを一度解約して、再契約する」という2つの方法があります。
この記事では、auひかりを引っ越し先でも使い続けるための2つの方法について具体的に解説します。それぞれの方法でかかる費用も具体的に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
auひかりを引っ越し先で使う2つの方法
auひかりを引っ越し先でも使う方法としては、大きく以下の2つが挙げられます。
- auひかりで引越し手続きをする
- 一度解約して再度新規で契約する
それぞれの方法では、発生する費用が以下のように異なります。
方法 | auひかりで引っ越し手続きをする | 一度解約して再度新規で契約する | ||
住居タイプ | 戸建て | マンション | 戸建て | マンション |
引っ越し先での開通工事費 | 41,250円 | 33,000円 | 41,250円 | 33,000円 |
手数料 | 3,300円 | 3,300円 | ||
工事費残債 | 同じプロバイダの利用を条件に一括払い後、還元 | 一括払い | ||
違約金 | 同じプランの利用を条件に免除 | 最大16,500円 | 最大7,700円 | |
回線撤去費用 | 無料 | 31,680円 | 最大11,000円 | |
※公式代理店からの申込時
表の最下部「キャッシュバック」以外は、支払う必要がある金額を指します。これを見ると、一度解約して再度新規で契約する場合の方が、支払い金額が大きくなることがわかります。
ここからは、それぞれの方法にかかる費用と手順について詳しく解説していきます。
auひかりで引越し手続きをする場合の手順と費用
まずは、auひかりにおいて引っ越し手続きを行う場合について、どんな手続きが必要か、どれくらいの費用がかかるかについて見ていきましょう。
手続きについて
auひかりで引っ越し手続きを行う場合は、以下の流れで行います。
- KDDIに引っ越しの連絡を入れる
- 開通工事日と新しい電話番号について連絡が入る
- 引越しに関する書類と宅内機器が郵送される
- 引越し先での開通工事、宅内機器の接続
各手順について、詳しく解説します。
KDDIに引っ越しの連絡を入れる
引っ越しが決まったら、まずはKDDIに連絡を入れます。なお、auひかりの引越し手続きには、1ヵ月程度かかります。引っ越し先でスムーズにインターネットの利用開始ができるように、引っ越し日や新しい住所が決まり次第、早めに連絡をしましょう。連絡先は、以下の通りとなります。
- 電話:0077-7078(9:00~20:00/年中無休)
- インターネット:auひかりお引越し情報入力フォーム
特に1~3月の引っ越しが多い繁忙期は電話が混み合います。スムーズに手続きを済ませたい人には、インターネットの入力フォームからの申込みがおすすめです。
開通工事日と新しい電話番号について連絡が入る
KDDIへ引っ越しの連絡をしたあと、約1~3週間で回線工事日についての連絡がメールまたは電話にて入ります。また、auひかり電話の新しい番号が発番される場合には、この時に新規電話番号も通知されます。
引っ越しに関する案内と宅内機器が郵送される
KDDIから宅配便にて、ホームゲートウェイなどの機器一式が届けられます。機器が梱包される箱の中には「ご利用開始のご案内」も同封されています。
引っ越しでの開通工事、宅内機器の接続
指定した日時に、開通工事が行われます。
具体的な工事内容は、家の最寄りの電柱から宅内までの光ファイバーの引き込みを行い、宅内に光コンセントを設置する作業です。なお、この開通工事当日は本人による立ち会いが必要となります。
開通工事が完了したら、宅内機器の接続を行います。KDDIから届られている機器を「接続設定ガイド」を見ながら取り付けましょう。
取り付けができない場合や不安がある場合は、かけつけ設定サポートの利用も可能です。有線の場合7,480円、無線の場合は10,450円で依頼できます。
費用について
auひかりで引っ越し手続きを行う場合にかかる費用については、以下の通りとなっています。
- 開通工事費:新たにかかるが、キャンペーンで実質無料化が可能
- 工事費残債:一括払いの必要があるが、引越し先の利用額に還元
- 違約金:同じプランの利用を条件に発生しない
- 回線撤去費用:不要
- 申請中のキャッシュバック特典など:受けられない可能性が高い
それぞれの条件や詳しい内容について解説していきます。
開通工事費
上述の通り、auひかりで引っ越し手続きを行うと「新しい住所で新規契約」と同じ扱いとなります。つまり、新居で新たにauひかりの回線引き込み工事を行う場合、新規契約をした場合と同じように以下の工事費・登録料が発生するのです。
住居タイプ | ホーム | マンション |
登録料 | 880円 | 880円 |
工事費 | 41,250円 | 33,000円 |
また、戸建ての場合、土日祝日に工事をする際は+3,300円かかります。
ただし、引っ越しの場合でもauひかりで実施している「工事費実質無料キャンペーン」も適用可能です。「工事費実質無料キャンペーン」とは、毎月の工事費を分割して請求する代わりに、その同額を毎月割引するサービスです。ホームタイプでは「699(円)×60(ヵ月間)」、マンションタイプでは「1,375(円)×24(ヵ月間)」が割引されることで、工事費が実質無料となる仕組みです。
工事費残債
引っ越し元での開通工事費の残債がある場合は、利用月数に応じた金額が一括請求されます。例えば、ホームタイプでauひかりの開通工事を行ったものの、2年で引っ越しとなった場合には「41,250(円)-699(円)×24(ヵ月)=24,474(円)」が一括請求となります。
ただし、引っ越し先でも同一プロバイダでauひかりを利用し続ける場合には、この残債相当額が引越し先の利用額に還元されます。
違約金
ホームタイプでは、3年契約を前提とする「ずっとギガ得プラン」や2年契約を前提とする「ギガ得プラン」を利用していた場合、更新月以外での解約ではそれぞれ16,500円、10,450円の違約金が発生します。マンションプランでも同様に、2年契約を前提とする「お得プラン」「お得プランA」を途中解約すると、それぞれ9,000円、7,700円の違約金が請求されます。
ただし、引越し先でも同じプランでauひかりを引き続き利用する場合は、契約期間中の解約であっても違約金は請求されません。
撤去費用
戸建てや一部のマンションでは、引っ越しに伴い光回線の撤去工事が必要となることがあります。撤去工事が必要となった場合には、ホームタイプで31,680円、マンションタイプで11,000円が発生します。
ただし、引っ越し先でもauひかりの利用を続ける場合には、撤去費用が不要となります。
申請中のキャッシュバック特典など
気をつけたいポイントとして、引っ越し手続きを行うと、auひかりの公式や代理店が行っているキャッシュバックが受け取れなくなる可能性が高いことが挙げられます。
例えばauひかりの代理店では「利用開始から24ヶ月目にキャッシュバック」など、一定期間の利用を前提にキャッシュバックを実施していることが少なくありません。
このようなキャンペーンでは、条件の期間を満たす前に引っ越すと適用されなくなる可能性が高いのです。ただし、その対応はキャンペーンの種類や代理店によって変わります。
一度解約して再度新規で契約する場合の手順と費用
引っ越し先でauひかりを利用する場合のもう一つの方法「一旦解約してしまい、再度新規に契約し直す」についてです。auひかりで引っ越し手続きを行う場合はプロバイダへの連絡のみで手続きが完了しますが、一旦解約する場合は新規申込と解約の手続きの両方が必要です。
手続きについて
一度解約して再度契約する方法は、料金面でお得になるケースが多いですが、行うべき手続きが増えることに注意が必要です。具体的には、以下の手順を踏む必要があります。
- 新たにauひかりを申し込む
- 工事日を決める
- 利用中のauひかりを解約する
- レンタル機器を返送する
- 引っ越し先で開通工事を行う
- auスマートバリューの再申込を行う
それぞれの手順について、詳しく解説していきます。
新たにauひかりを申し込む
まずは、auひかりを引っ越し先の新しい住所で申込みます。この時、現在の契約とは別名義・別の電話番号での申込が必要となることに注意しましょう。ひとつでも現在の契約と同じ情報があると、新規扱いにはならないのです。同居する家族の名義・電話番号などを利用して登録しましょう。
なお、せっかく一度解約して再度申し込むという手続きを踏むのであれば、なるべく高額なキャッシュバックをもらえる代理店から申込みをしましょう。この方法のもっとも大きなメリットは、新規申込者限定のキャンペーンを利用できることです。
本記事でおすすめする代理店は、NNコミュニケーションズです。詳しい条件については、記事の最後で紹介していますよ。
開通工事日を決める
新規申込を完了したら、引っ越し先でのauひかりの開通工事日を決めます。なお、開通工事には立ち会いが必須となります。また、土日祝日での工事には3,300円の追加費用がかかることにも注意しましょう。
利用中のauひかりを解約する
引っ越し先での開通工事日を確定したら、利用中のauひかりの解約手続きに進みます。
auひかりの解約の連絡先は、KDDIではなく利用中のプロバイダとなります。auショップやMy auからは解約手続きができないことに注意が必要です。利用中のプロバイダのマイページや電話にて、解約方法を確認しましょう。
レンタルしていた機器を返送する
auひかりの解約手続きが完了したら、auからレンタルしている機器を指定された住所に返送します。返送が必要となるレンタル機器には以下の例あります。
- ONU
- モデム
- ホームゲートウェイ
- 無線LAN機器
- セットトップボックス
ちなみに、解約連絡前にKDDIに返送しても、解約が受理されません。必ずプロバイダへの連絡を完了してから返送してください。なお、引っ越し元の回線撤去工事の必要がある場合は、同時期に指定の日時で工事も実施します。
引っ越し先で開通工事を行う
指定した日時に引っ越し先で開通工事が行われたあと、ホームゲートウェイなどの機器の設定を行います。無事にインターネットに接続されたことを確認すれば、auひかりの解約および再契約は完了です。なお、必要に応じて各代理店へのキャッシュバックの申請手続きも忘れずに行いましょう。
auスマートバリューの再申込を行う
auスマホのユーザーが注意すべきは、一度解約して再契約した場合にはauスマートバリューの再申込みが必要になることです。auスマートバリューは、auひかりを解約すると同時に自動的に解約されてしまうためです。
引っ越し先でも引き続きauスマートバリューを適用したい場合は、引越し先でauひかりが開通させた後に再度申込を行いましょう。
費用ついて
auひかりを一度解約して再契約する場合には、以下の費用がそれぞれ発生します。
- 開通工事費:新たにかかるが、キャンペーンで実質無料化が可能
- 工事費残債:一括払いの必要がある
- 違約金:所定の金額の支払いの必要がある
- 回線撤去費用:条件によっては必要
- キャッシュバック特典など:新規申込者対象のものも申請可能
開通工事費・工事費残債・違約金・回線撤去費用については、上で紹介した通りとなります。それぞれ、最大で以下の金額が請求されます。
住居タイプ | 戸建て | マンション |
開通工事費 | 41,250円 | 33,000円 |
工事費残債 | 最大41,250円 | 最大33,000円 |
違約金 | 最大16,500円 | 最大7,700円 |
回線撤去費用 | 31,680円 | 11,000円 |
例えば、工事費は残債がない場合は支払いの必要がありません。違約金も、更新月に解約した場合や、縛りのないプランで契約した場合は発生しません。回線撤去費用は、多くのマンションや、2018年3月以前に契約した場合の戸建ての場合では不要となります。
そして、この方法のもっとも大きなメリットは、各種代理店によって実施されている新規申込者対象のキャンペーンに申請可能ということです。auひかりでは、さまざまな代理店が独自にキャッシュバックなどのキャンペーンを用意しています。
auひかりの申込窓口で一番おすすめなのは、代理店の「NNコミュニケーションズ」です
KDDIから13期連続で表彰されたauの正規代理店であり、数ある申込窓口の中でも特に信頼感があります。
さらに、キャッシュバックの受け取り手続きが必要な他の代理店と比べて、申込も簡単。
NNコミュニケーションズは申込時の電話で振込口座を確認するため、個別に手続きをする必要がありません。
auひかりへの新規申込でキャッシュバックを行う代理店
上で例に挙げた「NNコミュニケーションズ」以外にも、auひかりの公式代理店は多くあります。
- NEXT
- アイネットサポート
NEXTは、ネットと電話の申し込みで最大52,000円、ネットのみの申し込みの場合でも最大45,000円のキャッシュバックをしている公式代理店です。キャッシュバックを受け取るために有料のオプションの申し込みも不要なのが大きな魅力。また、申請から最短1ヶ月後に振り込まれるため、もらい忘れの心配がなく安心できます。
アイネットサポートでは、戸建ての場合最大55,000円、マンションの場合は最大50,000円のキャッシュバックを実施している公式代理店です。利用プランや申告内容によって金額は変動しますが、申請から1ヶ月後にキャッシュバックを受けられることが魅力的です。
自分の申し込み内容に合う代理店を選んでみてくださいね。
auひかりの引っ越し手続きを行う前の確認事項
auひかりの引っ越し手続きを進める前に、まずは以下の3つについて必ず事前に確認をしておきましょう。
- 引っ越し先がauひかりの提供エリアか
- 引っ越し元の光回線の取扱について
- プロバイダの変更について
それぞれのチェックポイントについて、詳しく解説します。
引っ越し先がauひかりの提供エリアか
まずは引越し先でauひかりが使えるかを確認してください。なお、戸建ての場合auひかりは以下府県では利用できないことに注意しましょう。
- auひかりのエリア外地域…静岡、愛知、岐阜、三重、大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀、沖縄
auひかり公式サイトから、引っ越し先の住所を入力することで利用可否の確認ができます。
引っ越し元の光回線の取扱について
現在、賃貸マンションでauひかりを利用している場合は、引っ越しにあたって光回線をどうすべきか、管理会社や大家さんへ確認をとりましょう。
ただし、開通工事を行い回線を引き込んだ場合は、撤去工事の必要がある場合もあります。特に、一戸建ての場合は以下の規約があるため、撤去工事が必須となるケースも多くあります。
- 2018年3月以降に契約した場合:撤去工事が必須
- それ以前に契約した場合:希望すれば撤去可能
撤去工事費の詳細については、上述の通りです。
電話番号について
auひかり電話を利用している場合、引っ越しに伴い電話番号が変更になることがあります。ただし、引っ越し先が先が同一区画内であれば、今までと電話番号を継続利用できます。電話番号が変わるかどうかの確認は、以下の連絡先への電話で確認可能です。
- KDDIお客さまセンター:0077-777もしくは0120-22-0077
- 受付時間:年中無休(9:00~18:00)
プロバイダの変更について
auひかりを一度解約して新規申込する場合、引っ越し先ではそれまで使っていたプロバイダとは別のものを選択する必要があります。「現在利用中のプロバイダから変えたくない」という人は、auひかりで引っ越し手続きをしましょう。
反対に、auひかりで引っ越し手続きを行う場合には、引っ越し先でも同一プロバイダでauひかりを利用し続けることを条件に、工事費の残債相当額が引越し先の利用額に還元されます。「auひかりは使い続けたいけれど、プロバイダに不満がある」という人は、一度解約して再契約することをおすすめします。
再契約する場合のお得な申込先はこちら
引っ越しに伴い、auひかりを一度解約する人におすすめの申込窓口はNNコミュニケーションズです。
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