ネット回線

フレッツ光の回線速度が遅い?遅くなる原因と改善方法を紹介

「フレッツ光を使っているけれど、速度が遅い…」
「どうすれば速くなる?おすすめの乗り換え先は?」

光回線サービスの中でも、最大の利用者数を誇るフレッツ光。NTTが提供しているという安心感と、多彩なプロバイダを選択できることが魅力ですが、利用している人の中には、回線速度の遅さに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、フレッツ光の回線速度が遅いと感じる場合の原因や対処方法について解説していきます。

ひかりmama
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紹介する対処方法で改善されない場合のおすすめの乗り換え先についても併せて紹介しています! 

フレッツ光の回線速度の遅さに悩んでいる方や、もっと高速が出る回線に乗り換えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

フレッツ光とは

(出典:フレッツ光公式サイト)

フレッツ光とは、NTT東日本/西日本により提供される光回線サービスです。光回線サービスの中でもシェアが最も多く、2020年時点では、インターネット利用者のうちフレッツ光回線を利用している人は、6割以上に上るというデータもあります(MMRI「ブロードバンド回線業者の加入件数調査」より)

また最近では、光回線を提携事業者に卸売りをする「光コラボレーション事業」も開始しています。詳しくは記事の後半で紹介しますが、ソフトバンク光、ドコモ光、楽天ひかり、ビッグローブ光などが光コラボに当たります。

↓フレッツ光↓

フレッツ光の回線速度が遅い理由

フレッツ光の回線速度が遅い理由は、いくつか考えられます。ここでは、最もよくある以下の3つの原因について解説します。

  • 契約プランに問題がある
  • 周辺機器に問題が起きている
  • 混雑する時間帯に利用している

1つずつ、見ていきましょう。

契約の問題

まず確認したいのが、現在利用している契約プランについてです。フレッツ光には、住居タイプや最大速度が異なる、以下のような様々なプランが用意されています。

住居タイプ プラン名称 最大速度 月額料金
戸建て フレッツ 光クロス 上下最大10Gbps 6,930円
+プロバイダ利用料
ファミリー・ギガラインタイプ 上下最大1Gbps 5,940円
+プロバイダ利用料
ファミリー・ハイスピードタイプ 下り最大200Mbps
上り最大100Mbps
5,720円
+プロバイダ利用料
フレッツ 光ライト プラス 上下最大100Mbps 3,000MBまで4,180円~、10,000MB以上6,050円+プロバイダ利用料
フレッツ 光ライト ファミリータイプ 上下最大
100Mbps
200MBまで3,080円~、1,200MB以上
6,380円
+プロバイダ利用料
マンション ギガマンション・スマートタイプ 上下1Gbps 3,355円〜
+プロバイダ利用料
マンション・ハイスピードタイプ 下り最大200Mbps
上り最大100Mbps
3,135円〜
+プロバイダ利用料
フレッツ 光ライト マンションタイプ 上下最大100Mbs 200MBまで2,200円~、970MB以上4,730円
+プロバイダ利用料

表を見ると、プランによって最大速度が異なることがわかりますね。

ひかりmama
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ちなみに、ここで気をつけたいのが「ベストエフォート方式」という考え方についてです。 

ベストエフォート方式とは、技術規格上の最大値であり、使用時に出る速度ではありません。つまり、「上下最大1Gbps」のプランを契約していても、利用環境や回線の状況等によって大幅に速度が低下することも珍しくないのです。

とはいえ、最大速度が大きければ大きいほど、高速が出ることには変わりありません。最大速度が200Mbpsや10Mbpsのプランで契約している場合は、速度が遅く感じられるでしょう。

周辺機器の問題

2つ目のチェックポイントは、パソコンやルーター、モデムなど、接続している機器や通信機器に問題が起きていないか、適したスペックのものを使用しているかどうかです。

パソコンのスペックが低かったり、データが重すぎたりと、接続する端末に問題があり動きが遅くなることもあります。また、モデムやルーターにエラーが起きていたり、省電力モードに切り替わっていたりと、周辺機器に問題が起きていて速度が低下する場合があります。周辺機器にエラーが起きていた場合は、機器の再起動などで解消できる場合があります。詳しい対処方法については、後ほど紹介します。

また、通信速度を改善したい場合に併せて確認したいのは、LANケーブル、ルーターのスペックです。

LANケーブルの規格を確認する

有線接続している場合には、LANケーブルの規格をチェックしましょう。LANケーブルはCATと呼ばれる規格があって、利用する規格によって最大速度が以下のように異なります。

LANケーブル規格 最大速度
CAT5 100Mbps
CAT5e 1Gbps
CAT6 1Gbps
CAT7 10Gbps
ひかりmama
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例えば最大1Gbpsのプランを利用しているのにも関わらず、利用している、使用しているLANケーブルが「CAT5」であれば、最大速度は100Mbpsとなってしまうのです。 

利用している規格はLANケーブルに記載されているので、チェックしてみてください。

もしも、1Gbpsプランを利用しているのに「CAT5」を使っていたり、10Gbpsプランを契約しているのに「CAT5e」「CAT6」のプランを使っていたりした場合は、対応したケーブルへ買い替えることで、速度改善が期待できます。

無線ルーターの規格を確認する

無線接続でインターネットを利用している場合は、Wi-Fiルーターの規格を確認してみましょう。無線LANルーターも、LANケーブル同様き、以下のように最大速度が異なる規格が設けられています。

無線LANルーター規格 最大速度
IEEE802.11b 11Mbps
IEEE802.11g 54Mbps
IEEE802.11a 54Mbps
IEEE802.11n 600Mbps
IEEE802.11ad 6.8Gbps
IEEE802.11ac 6.9Gbps

規格は、ルーターや取扱説明書で確認可能です。

LANケーブル同様、契約プランの回線速度の上限よりも低い規格の無線LANルーターを利用している場合は、より高速が出るルーターに変更することで速度改善が期待できます。ルーターは家電量販店などで購入できるほか、契約しているプロバイダで購入やレンタルすることもできます。

混雑する時間帯に利用している

3つ目のポイントは、混雑する時間帯にインターネットに接続していないかどうかです。冒頭で紹介した通り、フレッツ光は、数ある光回線サービスの中でも利用者数が最も多いサービスです。

そのため、夜間や週末など、インターネットを利用する人が増える時間帯には回線が混雑して、速度低下することがあります。この場合は、混雑する時間帯を避けてインターネットを利用する方法のほか、回線を乗り換える、v6プラスという混雑を避けて接続できるサービスを利用するという方法があります。詳しくは記事の後半で見ていきましょう。

フレッツ光が遅い時の対処方法

それでは、フレッツ光が遅いと感じた場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは、以下の2つの対処方法について詳しく紹介します。

  • 電源を再起動する
  • v6プラス対応のプロバイダに変更する

1つ目の電源を再起動する方法は、周辺機器に問題がある場合に有効に働きます。2つ目の方法は、混雑する時間帯にも高速で使いたいという人の良い選択肢となります。

電源を再起動する

まず試したいのは、接続している機器を再起動することです。特に、それまでは速度に問題がなかったのに、急に遅くなった場合には、この方法を試すことで改善されるケースがあります。

具体的には、以下の手順で接続機器を再起動させてみてください。

  1. 機器に接続される配線に抜けや緩みがないかチェックする
  2. モデムなどに接続される電源プラグを抜く
  3. 電源プラグを抜いたまま、10秒間待つ
  4. 再度電源プラグを接続する
  5. ランプが正常な状態に戻るまで待つ
  6. インターネット接続を試す

なお、電源プラグを再度接続してからランプが正常に戻るまでには、約2分ほどかかります。一度ランプが全て点灯し、その後に消灯します。それから通常の点灯状態に戻れば問題ありません。

ひかりmama
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モデムやルーターにエラーが出ていたり、バッテリーが省電力モードに切り替わっていたり、配線に抜けや緩みがあった場合には、この方法で速度が改善されるケースがありますよ。  

v6プラス対応のプロバイダに変える

配線や接続機器に問題がない場合や、夜間や土日など混雑する時間帯でも高速で使いたい人は、v6プラス対応のプロバイダに変更することがおすすめです。

先述の通り、フレッツ光は多くの人が利用する回線であるため、インターネットの利用者が増える時間帯では回線が混雑し、速度低下を招きます。しかし、IPv6という新しい接続方式が利用できるプロバイダに変更することで、回線混雑の回避が可能となります。

v6プラスとは

v6プラスとは、新しい接続方式である「IPv6」と今までの「IPv4」の両方を用いてインターネットに接続できるサービスです。

インターネットに接続された機器には、それらを識別するために「IPアドレス」と呼ばれる番号が割り当てられます。今までは、IPv4というアドレスが用いられていましたが、インターネットの急速な普及により、IPv4だけではアドレスの数が足りなくなってしまうという事態が発生しました。そこで新たに登場したのがIPv6です。IPv6は無限と言えるほどのアドレス数があり、かつIPv4とは異なる回線網を経由するため、混雑を避けながら接続できるのです。

「IPv4 over IPv6」「v6プラス」と呼ばれるサービスを利用することで、IPv4とIPv6の両方を利用し、時間帯に関わらず快適な速度を実感できるようになります。

おすすめのプロバイダ

v6プラスが利用できるかどうかは、契約しているプロバイダによって異なります。

フレッツ光の主なプロバイダは、現在ほとんどがv6プラスに対応しています。具体的なプロバイダとしては、以下の挙げられます。また、プロバイダによってv6プラスを利用するために別途ルーターのレンタル料金が発生する場合もありますので、併せて紹介します。

プロバイダ名称 月額料金 IPv6対応ルーターレンタル料金
OCN 無料 550円
ぷらら 無料 無料
DTI 無料 330円
BIGLOBE 無料 550円
GMOとくとくBB 1,090円

GMOとくとくBBを除くプロバイダでは、v6プラスの利用料金自体は無料となっています。その場合は、家電量販店などでルーターを購入しても構いません。GMOとくとくBBの場合は、v6プラスの利用月料金にルーターレンタル代金も含まれています。

表に記載されていないプロバイダでも、v6プラスに対応しているものは多数あります。

ひかりmama
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v6プラスを利用したい場合は、まずは現在契約しているのプロバイダでサービスを提供しているか確認してみましょう。もしも提供街である場合は、プロバイダの乗り換えを検討しても良いですね。 

フレッツ光から乗り換える

電源を再起動させたり、IPv6のプロバイダに変更したりしても改善されない場合は、フレッツ光以外の回線に乗り換えるのもひとつの手段です。

ここでは、フレッツ光からのおすすめの乗り換え先について紹介します。

NURO光

回線速度を改善させたい人に最もおすすめできる乗り換え先は、NURO光です。

その理由は、NURO光以外の光回線の基本プランの回線速度は「上下1Gbps」であるのに対し、NURO光の回線速度は「上り1Gbps、下り2Gbps」という2倍の速度が出るからです。NURO光が高速が出る理由は、フレッツ光の光回線を用いず、独自の光回線やONUを利用してサービス提供しているためです。

(出典;NURO光公式サイト)

フレッツ光でも最大10Gbpsプランの提供が始まっていますが、提供エリアは東京都内の一部地域に限られているのが現状です。そのため、多くの人にとってはNURO光の基本プランの方が現実的な選択肢となるでしょう。

また、NURO光は他社の基本プランの2倍の最大速度が出るのにも関わらず、基本料金は他社と比べて安価に抑えられていることも魅力です。NURO光の基本料金と最大速度は、以下の通りです。

プラン名 最大速度 月額料金
NURO 光 G2 V 上り最大1Gbsp
下り最大2Gbps
5,217円
NURO 光 for マンション 上り最大1Gbsp
下り最大2Gbps
2,090~2,750円

ちなみに、NURO光G2 Vは公式の特設サイトから申し込むことで、45,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。加えて、以下の特典も受けられます。

  • 44,000円の開通工事費が実質無料
  • 設定サポート1回無料

ちなみに、マンションプランの場合にはキャッシュバック金額は25,000円となります。もちろん、キャッシュバックや上記特典を受けるためにオプションサービスに申し込む必要はありせん。

NURO光への申し込み方法や、提供エリアは以下の公式サイトからチェックしてみてください。



その他光回線

他社に比べて高速が出るNURO光ですが、提供エリアが限られています。ここでは、もしも自宅がNURO光の提供エリア外だった場合のおすすめの乗り換え先について紹介します。

auひかり

auひかりは、KDDIによって提供される光回線サービスです。NURO光同様に、フレッツ光の回線ではなく独自の光回線を用いてサービスを提供しているため、高速での通信が期待できます。

(出典:auひかり公式サイト)

auひかりの月額料金は、以下の通りです。なお、auひかりではプランによって、利用年数に応じて月額料金が変化します。ここでは、3年間の継続契約を前提としたプランの1年目の金額を表記します。

住居タイプ 最大速度 月額料金
戸建て 上下1Gbps 5,610円
上下5Gbps 5,610円
上下10Gbps 6,468円
マンション 上下1Gbps 5,500円(ミニギガの場合)

また、auスマホを利用している人であれば、auひかりとauひかり電話を契約することで「auスマートバリュー」を適用できます。auスマートバリューとは、auひかりの契約者とその家族のauスマホの月額料金が最大1,000円割引されるサービスです。割引の対象は最大10回線までとして、契約者とその家族となります。家族全員でauスマホを使っている場合は、大幅に通信費を下げることができますね。

ちなみに、マンションタイプでは表に記載の「ミニギガ」以外にも、住居環境によって様々なプランがあります。詳細についてや、申し込みについては以下のリンク確認してみてくださいね。



ソフトバンク光

ソフトバンク光は、フレッツ光の光回線を利用してサービスを提供する「光コラボレーション事業」のひとつです。回線自体はフレッツ光と同じものを利用しているため、NURO光やauひかりほど、大幅な速度の改善は期待できないかもしれません。
ただし、ソフトバンク光では「IPv6高速ハイブリッド」と呼ばれるv6プラスと同じようなサービスが利用できます。また、開通工事の必要なく乗り換えが可能であり、フレッツ光よりも月額料金を下げて利用ができるというメリットもあります。

(出典:ソフトバンク光公式サイト)

ソフトバンク光の回線速度および月額料金は、以下の通りです。ここでは、2年間の継続契約を前提としたプランの料金を紹介します。

住居タイプ 最大速度 月額料金
戸建て 上下1Gbps 5,720円
上下10Gbps 6,930円
マンション 上下1Gbps 4,180円

ちなみに、ソフトバンク光でも、ソフトバンクスマホとのセット割引が適用できます。「おうち割 光セット」と呼ばれるサービスで、割引内容はauひかりと同じであり、ソフトバンク光の契約者とその家族を対象に最大1,000円、10回線まで割引されます。

ソフトバンク光への乗り換え手続きについては、以下のページからチェックしてみてくださいね。



ドコモ光

ドコモ光も、ソフトバンク光と同様に「光コラボ事業」のひとつです。そのため、回線自体はフレッツ光と同じものの利用となります。ただし、開通工事の必要なく乗り換えが可能かつ、フレッツ光よりも月額料金を下げられます。
なお、ドコモ光を利用する場合は、プロバイダを対象の24社から任意のものを1つ選んで契約することになります。プロバイダによっては、v6プラスと同じ内容のサービスが利用可能です。

(出典:ドコモ光公式サイト)

ドコモ光のプロバイダは料金の異なるタイプAとタイプBに分かれており、それぞれの月額料金は以下の通りです。

住居タイプ 最大速度 プロバイダタイプ 月額料金
戸建て 上下1Gbps タイプA 5,720円
タイプB 5,940円
上下10Gbps タイプA 6,930円
タイプB 7,150円
マンション 上下1Gbps タイプA 4,400円
タイプB 4,620円

ドコモ光もauひかりやソフトバンク光と同様に、スマホとのセット割引があります。「ドコモ光セット割」という名称で、ドコモ光の契約者とその家族を対象に、最大20回線まで毎月1,000円分のドコモのスマホ代金が割引されます。

ちなみに、ドコモ光に申し込む場合には、下記のサイトも覗いてみましょう。以下のような特典を得られますよ。

  • 最大20,000円のキャッシュバック
  • 開通までの期間は無料でポケットWi-Fiを利用可能
  • 2,000円分のdポイントを付与
  • 特定プロバイダの申し込みでIPv6対応ルーター無料レンタル

キャッシュバックの金額は、以下のように申し込み内容によって異なります。

申し込み内容 金額
ひかりTV for docomo + DAZN for docomo 20,000円
ひかりTV for docomo 18,000円
DAZN for docomo 17,000円
条件なし 15,000円

オプションサービスへの申し込みがなくとも、15,000円のキャッシュバックを受けられるのは嬉しいポイントです。

また、以下のいずれかのプロバイダを申し込んだ場合には、v6プラスに対応した無線LANルーターを無料でレンタルできます。

  • BIGLOBE
  • @nifty
  • plala

v6プラス対応のサービスに変更することで、通信速度の改善が期待できます。

申し込みや特典についての詳しい情報については、以下のサイトから見てみてくださいね。