フレッツ光や光コラボを申し込んだときに気になるのが、派遣工事があるかどうか。
工事者が家までくる派遣工事だと、誰も来ない無派遣工事より工事料金がかなり高くなってしまいます。
そんな時にポイントとなるのが光コンセントがあるかどうかです。
光コンセントがすでに部屋の中にあれば、無派遣工事ができる可能性がかなり高くなりますよ。
今回はそんな光コンセントがないかどうかの探し方から、光コンセントがあるのに派遣工事が必要といわれた場合の理由など、光コンセントに関わるあれこれをお伝えします。
工事を依頼する前に知っておけばきっと役立つ情報なので、ぜひ今から光回線の引き込みを検討している方は読んでおいてくださいね。
ドコモ光の無派遣工事については、こちらも合わせて参考にどうぞ。
https://hikari-mama.com/docomo‐muhaken
こちらの記事は、フレッツ光や光コラボ(ドコモ光やソフトバンク光など)のNTT系光回線工事についての内容になります。auひかりやNURO光などの光回線の場合は、光コンセントがあっても必ず派遣工事になるのでご注意ください。
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
光コンセントとは?
そもそも光コンセントって、いったいどういうものでしょうか?
光回線を利用する際には、必ず自宅へ光ファイバーの線を引き込んでくる工事が必要になります。
引用:NTT東日本HP
外の電柱から線を引き込んできて、屋内に回線終端装置を設置する場所の手前の壁に電話線の差込口(モジュラージャック)のような光の差込口を設置します。
それが光コンセントになります。
形としては他の差込口と一緒になった一体型と、光コンセント単独の分離型に分かれます。
引用:NTT東日本HP
屋内まで配管と呼ばれる管を利用して光ファイバー線を引き込んできた場合は一体型、エアコンダクトや壁に穴あけなどをして引き込んできた場合は分離型になることが多いです。
直視すると危ない為、下向きに設置されている場合がほとんどで、「光」もしくは「光コンセントSC」と書かれています。
10年以上前に開通された光回線には光コンセントがなく、そのまま光ファイバーの線が回線終端装置に直結してしまっている場合もあります。
ですが現在はほとんどの場合、光コンセントを設置する工事方法となっています
また光回線を解約する場合、光コンセントがあればそこから機器を自分ではずして返すだけで、派遣工事が不要です。
もちろん集合住宅や賃貸物件で、大家や管理会社に撤去を指示された場合はNTTへ工事の依頼をする必要があります。
ですがそういったことがなければ、わざわざ立ち会う必要もないので解約時の手間も省くことができます。
光コンセントがある場合のメリット
光回線を申し込もうと思ったときに、光コンセントがすでに部屋にあった場合はちょっとラッキーかもしれません。
なぜなら、光コンセントがすでにあるということは、以前そこで光回線を誰かが使っていたということなんです。
無派遣工事というのは、名前のとおり人が来ないでNTTの局内工事だけで完了する工事です。
その為立ち会う必要がなく、また工事料金も2,200円で済みます。
派遣工事だと通常8,360円~19,800円(事業者によってはさらにかかる可能性あり)は工事費用がかかるので、かなりお安くすみますよね。
それに立会いが必要なければ、好きなときに開通させることができるので忙しい人にはとっても助かります。
なので光コンセントがすでに部屋の中にある場合は、いろいろとメリットが多いんですよ。
光対応のマンションなら、光コンセントは必ずある?
最近賃貸マンションや分譲マンションでも、「光対応」と書かれていることも多いですよね。
そういった場合、最初から光コンセントが設置されていると思っている方も多いかもしれません。
けれど実際は、フレッツ光のマンションタイプの設備が導入されているだけで、各部屋には最初からは光コンセントがない場合がよくあります。
その部屋で初めて光回線を申し込みたい人が入居してきた時に、建物まで来ている光回線を申し込みがあった部屋まで引き込む工事をして、初めてその時に光コンセントも設置します。
なので光対応と書かれているマンションだからといって、必ず無派遣工事になるわけではありませんし、光コンセントが最初からあるわけでもないのです。
なので光対応と書かれたマンションだからといって、安く無派遣工事ができるとは思わないほうがいいですよ。
光回線の無派遣工事は希望すればできる?
そんなわけでとってもお得でメリットいっぱいの無派遣工事ですが、希望すればだれでもできるというわけではありません。
いくら光コンセントが室内にあったとしても、NTT側で無派遣工事が可能ですと言われない限りは、どれだけ希望しても無派遣工事での開通は不可能です。
これはNTT側でもどうしようもないことになるので、いくら強く言っても怒っても怒鳴っても無理なんです^^;
なのでもし無派遣工事ができないといわれたら、おとなしく派遣工事に立ち会うしか方法はありません。
潔く諦めましょう。
「無派遣工事ができます」とNTTや事業者に言われた場合のみ無派遣工事ができるので、光コンセントを探すのはそれからでも遅くないですよ。
光コンセントがないかどうかの探し方
無派遣工事ができるとNTTや事業者に言われた場合は、まずは光コンセントが部屋の中にあるかどうか、またどこにあるのかを確認しなければいけません。
光コンセントがないかどうかの確認方法は、とにかくくまなく部屋の中を探すしかありません。
コンセントのプレートに先ほどの写真のような光の差込口がないか、またエアコンダクトなどから線が引き込まれて分離型の光コンセントがついていないか。
とにかく部屋の隅から隅までよーく探してみてください。
戸建ての物件でも、借家や中古物件であれば光コンセントが設置されている場合もありますよ。
その場合どの部屋で利用していたかもわからないので、全部の部屋の確認が必要です。
2階の部屋に、電柱から直接引き込んでいることだってあります。
また賃貸の場合は管理会社に部屋を借りたときに、一緒に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
個人の不動産屋や大家であれば、前入居者が回線を引くときに許可を出しているはずなので、以前光回線を利用していたかを知っている場合も多いです。
部屋を借りる前に内見をする時などに、光コンセントがあるかどうかも確認しておけばいいかもしれないですね。
光コンセントがあるのに派遣工事が必要?
光コンセントが部屋の中にあった場合でも、光回線の申し込みをしたら派遣工事になると言われる場合もあります。
光コンセントがあるのにどうして?と疑問に思いますよね。
けれど実は、光コンセントがあっても派遣工事になることも多いんです。
光コンセントがあるのに派遣工事になる理由を、ひとつずつお伝えしますね。
光コンセントの情報がNTTに情報がない場合
光コンセントが部屋の中にあっても、無派遣工事ができるのはNTT側にその光コンセントの情報が残っている時だけです。
NTT側に情報があれば、どこへ信号を流せばその部屋につながっているのかがわかるので、NTTの局内工事だけで工事が完了します。
ですが何らかの原因で、NTTにその情報が残っていないこともあります。
たとえば前入居者が派遣工事でわざわざ解約をした場合などは、NTT側に情報が残っていないことも多いです。
そういった場合はどこに信号を流せばいいのかわからない為、NTTが来て確認をしなければいけないので派遣工事になります。
これはNTT側のシステムで確認をするしかないので、まずは一度NTTや光コラボ事業者などへ申し込みをしないとわからないことになります。
光コンセントと違う場所で使いたい場合
たとえば今ある光コンセントの場所とは、まったく別の部屋で光回線を利用したい時。
そういった場合はもちろん派遣工事で、改めて希望の場所まで光ファイバーを引き込んでもらって新しく光コンセントを設置する必要があります。
インターネットだけを無線で利用するのであれば、光コンセントが別位置でも無線を飛ばせば利用は可能です。
けれどひかり電話も利用したい場合や有線でインターネットを利用したい場合は、電話やPCの近くに回線終端装置を設置する必要があります。
そうなると必然的に光コンセントの位置も、同じ部屋のほうが配線がスマートにすみますよね。
なのですでに光コンセントがある場合は、その場所に回線終端装置を設置して電話やPCを接続するような配置にするか、もしくは別部屋にしたい場合は派遣工事を依頼するしかありません。
光コンセントがあっても中が断線したり故障している場合
光コンセントがあっても、そこまでの屋内配線に異常がある場合は、無派遣工事を行ってもインターネットがつながらない場合があります。
たとえば壁の中で線が断線していたり、また実はリフォームなどを行っており光コンセントは残っていても中の配線は撤去されていたりすることだって考えられます。
そんな場合はもちろん派遣工事が必要です。
けれど壁の中の状況は無派遣工事当日に接続してみて、接続できないときに初めて発覚します。
そこから改めて派遣工事で対応をするので、開通までの日数が余計にかかってしまうことになります。
マンションで過去に利用者がいない場合
最近の新築マンションなどでは、すでに建設時から光コンセントを部屋の中に設置している場合もあります。
けれどその場合は部屋側のコンセントだけが設置されており、その中に光ファイバー線は通っていなかったり、またどこにもつながっていない場合が多いです。
光コンセントをそのまま無派遣工事で利用できるのは、あくまで以前の入居者が光線を利用していてすでに工事が完了している場合のみです。
なので新築で光コンセントだけが設置されている場合は、やはり派遣工事できちんと線を接続してもらう必要がありますよ。
申し込んだ光回線がauひかりやNURO光の場合
光回線といっても、実はNTT系のフレッツ光や光コラボ回線以外にも、auひかりやNURO光など別会社の光回線もあります。
残念ながら現在光回線の無派遣工事を行うことができるのは、NTT系のひかり回線のみになります。
なのでauひかりやNURO光を申し込んだ場合に、無派遣工事になることはありません。
部屋の中に光コンセントがあったとしても、改めて派遣工事が必要になりますので注意してくださいね。
乗り換えの場合
現在自分でフレッツ光回線を利用しており、乗り換えのために別の光コラボ回線などを申し込んだ場合。
もちろんすでに光コンセントが屋内にはありますが、その光コンセントはフレッツ光で利用中のため、もう1回線引き込みをする派遣工事が必要になります。
光コンセントは光回線1回線に必ず1つ必要です。
なので一時的にでも2回線の申し込みになる場合は、光コンセントも2つになります。
もし現在利用している光コンセントをそのまま利用して無派遣工事で工事をしたい場合は、まずは先に現在利用している光回線の解約が必要です。
解約工事が完了して数日たって、初めてNTT側でもそのコンセントの情報を認識でき無派遣工事で次の回線が開通ができるようになります。
解約を申し込んでいるだけで解約工事が完了していなければ、その光コンセントを別の申し込みで無派遣工事で利用するということはできないんです。
その為光回線乗り換え時に一時的にインターネットがつながらない時期が出てしまうので、それが困るという人は2回線引き込むしか方法はありません。
フレッツテレビの申し込みがある場合
フレッツテレビの申し込みを同時に行う場合は、光コンセントがあっても派遣工事が必要となります。
工事時に必ずテレビの信号がきちんと届いているかの確認をするため、たとえ乗り換え前にもフレッツテレビを使用していたとしても、無派遣工事を依頼することはできません。
けれど前回の線が残っている場合は、屋内配線をする工事自体は不要になるため、工事費満額はかからずにお安くなる場合が多いです。
無派遣工事ができると言われたが、光コンセントがない!?
逆にNTTには無派遣工事ができるといわれても、光コンセントがない!ってことだってもちろん考えられます。
あくまでNTTに残っているのは、前の入居者が光回線を引き込んでいて、そのまま無派遣工事で撤去せずに退去したという情報だけです。
その後部屋をリフォームしていた場合は、光コンセントが撤去されていることも考えられます。
マンションのリフォーム状況などまではNTTは把握していないので、光コンセントがなければ派遣工事をしなければいけません。
そんな時は自分から光コンセントがないので派遣工事にしてほしいと依頼しなければ、そのまま無派遣工事で進んでしまいます。
そして工事当日に機器をつなげる光コンセントが見当たらなくて、結局改めて派遣工事をたのむ羽目になってしまうので、一段と開通まで日にちがかかってしまいますよ。
もしNTTに無派遣工事が可能と言われても、必ず前もって光コンセントが本当に部屋にあるかどうかの確認はしておいてくださいね。
万が一光コンセントがなかった場合は、早めに連絡して派遣工事に切り替えてもらう必要がありますよ。
光コンセントについて まとめ
移転先にあるととっても便利な光コンセントですが、案外派遣工事が必要な場合も多いんです。
なので光コンセントがあっても期待しすぎず、まずはNTTや事業者に申し込み時に確認をしてみてください。
無派遣工事ができればラッキーくらいに思っている方がいいと思います。
逆に無派遣工事ができると先に言われた場合は、しっかりと光コンセントを探してくださいね。
もし光コンセントが見つからずに派遣工事を依頼し、工事の時や工事後に光コンセントが見つかったらとってももったいないですよね。
光コンセントがあって無派遣工事で開通できれば、手間もお金もかからないのでとってもラッキーです。
もしなるべくお金をかけずに工事も立ち会わずに光回線の開通をしたい場合は、光コンセントがあるかどうかで部屋を決めるのもいいかもしれないですね。
この記事が、これから光回線を開通したいと思っている人の参考になればうれしいです^^
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というのも、お使いのスマホによって最適な光回線が決まります。
まずは「失敗しない光回線の選び方」を確認しましょう
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そして、基本的には携帯キャリアに合わせて選ぶとセット割引で安くなります
※セット割引がない、割引額が少ない人にはGMO光アクセス(とくとくBB光)がおすすめです。
光回線はスマホとのセット割引を考慮して選ぶことで、必然的に1番安くなりますよ!
携帯キャリア別 最安になる光回線
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ポイントまとめ
- 基本的には携帯キャリアに合わせて選ぶ→セット割引で安くなる
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