現在NTTのフレッツ光で、フレッツテレビを視聴している人も多いですよね。
我が家も引っ越ししてきたときから、アンテナは立てずにフレッツテレビで視聴しています。
けれど何年か経ってから、
『子供部屋にも1台増やしたいな~』
『寝室でもTVが見たい!』
なんて思うことも多いんですよね。
フレッツテレビでテレビの台数を増やしたいときって、どうすればいいのでしょうか?
今回はそんなフレッツテレビ利用中の方の、テレビ台数を増やしたいときのチェックポイントや方法についてお伝えしますね。
また現在ドコモ光やソフトバンク光など、光コラボのテレビサービスを利用している人も、内容はフレッツテレビと同じになります。
行ってくれる工事内容などが事業者によって少し異なる可能性はありますが、基本的には同じと思って大丈夫ですよ。
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
フレッツテレビの台数を増やしたい時、確認すること
まずはフレッツテレビの台数を増やしたいと思った時に、確認してほしいポイントが2つあります。
それがこちら。
もともとフレッツテレビ開通時に共聴設備接続工事はしたか?
テレビを増やしたい部屋にテレビ端子はあるか?
この2点をまずは確認してみてくださいね。
もともとフレッツテレビ開通時に共聴設備接続工事はしたか?
まず確認したい1点目は、フレッツテレビを開通した時にどういった工事内容で依頼したかということ。
基本的にフレッツテレビのテレビ接続工事には、以下の3種類あります。
- 共聴設備接続工事…テレビ複数台の接続工事
- 単独配線工事…テレビ1台だけの接続工事
- お客様設置…テレビの接続は業者ではなく自分でやる場合
このどの工事を依頼したかを確認してみてください。
って言っても、何年も前のことだったら覚えてもいないですよね。
まずは現在フレッツテレビで2台以上のテレビを視聴しているようであれば、共聴工事をしている可能性がかなり高いです。
もしくはお客様設置で自分で接続したとしても、複数台のテレビのもとになる分配器にフレッツの信号が流れていることになるので、共聴工事済みと同じ状況であるということになります。
逆にテレビを1台しか接続していない場合は、テレビの後ろ側を確認してみてください。
必ずテレビの後ろのこういった差込口に、太いテレビ線(同軸ケーブル)が刺さっているはずです。
もし途中にDVDやブルーレイのレコーダーなどがある場合は、その入力端子をたどってみてください。
同軸ケーブルをたどってみて、部屋の壁のテレビ端子差込口につながっている場合は共聴工事済みのはずです。
逆に同軸ケーブルが直接、NTTからレンタルしているルーターやONUと呼ばれる機械につながっているようなら、単独配線工事やお客様設置で1台だけのテレビを見れるようにした可能性が高いです。
ただし、もしNTTの機械の手前で分配器というもので分岐されているようなら、共聴工事済みの可能性が高いです。
ちょっとわかりにくいですが、下の図の左下の部屋のような配線になっている場合は、共聴く工事済みということですね。
まずは一度、現在視聴しているテレビの裏側を確認してみてくださいね。
具体的なフレッツテレビの工事内容や工事料金については、こちらにもまとめているので参考にしてください。
テレビを増やしたい部屋にテレビ端子はあるか?
もう1つ確認したいのが、今回テレビを増やしたい部屋にテレビ用の端子があるかどうかです。
テレビ端子というのは、この写真の右側のような丸い線が差し込める差込口です。
この差込口がテレビを増やしたい部屋にあるかによって、工事が必要かどうかや接続補法が異なってきますよ。
新築の場合などはテレビを見る予定の部屋には端子を作っている場合が多いと思いますが、中古物件や借家の場合は見たい部屋にない場合もあります。
本棚やタンスの裏側にある場合もあるので、よく確認してくださいね。
パターン別フレッツテレビの台数の増やし方
ここまでの2点の確認ポイントで、4つのパターンに分けることができました。
- 共聴工事済みで、テレビ端子がある場合
- 共聴工事済みで、テレビ端子がない場合
- 共聴工事未実施で、テレビ端子がある場合
- 共聴工事未実施で、テレビ端子がない場合
ここからはそれぞれの場合の、テレビ台数の増やし方をお伝えしますね。
1.共聴工事済みで、テレビ端子がある場合
すでに共聴工事済みで、テレビを増やしたい部屋にもテレビ端子がある場合は、そのテレビ端子にテレビを接続するだけで視聴できる可能性がかなり高いです。
共聴工事というのは、その時にあったテレビだけではなく他のテレビ端子でもテレビが視聴できるような工事をしたということ。
なのでテレビ端子まではすでにフレッツテレビの信号が来ているため、テレビをつなげばすぐに見れるはずです。
まずは同軸ケーブル(テレビ線)を購入してきて、繋いでみてくださいね。
ちなみに接続方法は、こちらの図を参考にしてくださいね。
もし間にDVDやブルーレイレコーダーを入れるなら、このようになります。
接続に必要な同軸ケーブルや分配器は、家電量販店などに売られているので自分で準備が必要です。
わからなければ店員さんに聞けば、教えてもらえますよ。
2.共聴工事済みで、テレビ端子がない場合
共聴工事は終わっているけれど、テレビを増やしたい部屋にテレビ端子がない場合。
これについては2つの方法があります。
自分でテレビ接続をする
まず1つ目は、隣の部屋や1番近いテレビ端子がある部屋から同軸ケーブルを引っ張ってくることです。
部屋をまたいでしまう為、ドアが閉まらなくなってしまったりということもあるかもしれませんが、今はこんな薄いものや細い同軸ケーブルも販売されています。
ドアの部分だけこちらの隙間ケーブルと呼ばれる同軸ケーブルを使えば、ドアが閉まらないということもないはずです。
ただし露出配線になるので、どうしても部屋の中で線が這うのが見えてしまいます。
必要があればケーブルモールと呼ばれる配線を隠すためのものを利用すれば、配線が目立ちにくくなりますよ。
もし1番近いテレビ端子がある部屋に、すでにテレビが接続している場合でも大丈夫です。
その場合はこのように、間に分配器というものを挟んで線を分けることで2台に接続ができるようになります。
このように自分で配線をしてしまえば、テレビ台数を増やすときにも工事を依頼する必要はないので安く済みますよ。
テレビ端子を新たに作って接続する
もう1つの方法は、テレビを増やしたい部屋に新たにテレビ端子を作って、そこにテレビを接続する方法です。
どうしても線が部屋の中を這うのが嫌だという場合は、この方法しかありません。
ただ、テレビ端子を新たに作成するには工事費用が必要です。
この工事については、一度NTTや光コラボの場合は事業者(ドコモやソフトバンク)に工事が可能か依頼してみてください。
場合によっては端子を作る工事までやってくれる場合と、端子については別に配線工事などを行っている工事業者やリフォーム業者に依頼するように言われる場合があります。
どちらにしても壁の中に線を通さなければいけないため、できる場合とできない場合もありますし、できても金額が高額になる可能性もあります。
3.共聴工事未実施でテレビ端子がある場合
フレッツテレビ導入時に共聴工事をしておらず、テレビを増やしたい部屋にテレビ端子がある場合。
こちらについてはその増やしたい部屋のテレビ端子を使用したいかどうかによって、変わってきます。
もし露出配線になっても安いほうがいい、自分でしてしまいたいという場合は、前項と同じように現在つながっているテレビがある部屋から、同軸ケーブルを分岐して配線してくる方法があります。
それならケーブルなどの料金だけで自分でできてしまうので、かなり安上がりです。
ただし、現在視聴しているテレビが1階、テレビを増やしたい部屋が2階などと離れている場合には、かなり長い距離を配線しなければいけないので無理がありますよね^^;
そういった場合は、やはりすでにテレビを増やしたい部屋にあるテレビ端子を利用したほうがスマートです。
もし端子を使用して露出配線などなく接続したい場合は、共聴工事だけを新たにNTTや光コラボの場合は事業者(ドコモやソフトバンク)へ依頼することが可能です。
工事料金は共聴工事料金(¥19,800)のみで行ってくれます。
ただし台数を増やすことでテレビの電波が弱くなってしまう場合などは、別途ブースターの設置も行うため、¥13,200もプラスでかかることになります。
少し費用は掛かってしまいますが、工事を依頼すれば部屋の中のテレビの接続やチャンネル設定なども行ってくれますし、自分で同軸ケーブルを準備する必要もありません。
なのでどちらかというと、こちらの工事のほうがおすすめですよ。
4.共聴工事未実施でテレビ端子がない場合
最後に共聴工事も行っておらず、テレビを増やしたい部屋にテレビ端子もない場合。
こちらについても端子作成や共聴工事を依頼するか、自分でもともとテレビがある部屋から分配して配線してくるかのどちらかになります。
端子を作る工事は、NTTや事業者へ依頼するか、もしくは配線業者やリフォーム業者へ依頼するかのどちらかになります。
NTTや事業者へ依頼しても、端子を作ることはできないと言われてしまう可能性もあるので、その場合は自分で業者へ依頼するしかないですね。
その場合、端子や配管を作ってもらったうえで、改めて共聴工事をNTTや事業者へ依頼すれば共聴工事だけをしてもらうことは可能です。
またNTTや事業者に工事を依頼する場合も、テレビ端子がない部屋へ配線してくる分共聴工事料金(19,800)以外にさらに追加で費用が発生する可能性が高いです。
この共聴工事未実施で端子もない場合は1番費用がかかってしまうので、もし費用が気になる場合は先ほどのように直接現在テレビがある部屋から配線してきた方がお安いですよ。
費用と部屋の中の様子などによって、自分に合った工事方法を選んでくださいね。
共聴工事を自分でする方法もある?
ここまで共聴工事はNTTへ依頼するという方法で案内してきましたが、実は共聴工事を自分で行うこともできなくはないんです。
ただしこちらをおすすめできるのは、家の中の配線や配管などの状態がわかっていて、そういったものを触るのが得意な人に限ります。
場合によっては自分で触ってしまうことによって、断線してしまったり見れていたテレビまで見れなくなってしまう可能性もあるので気を付けてくださいね。
共聴工事とはいったいどんな工事なのか?
自分でする為にはどうすればいいのか?
といったことは、こちらにまとめているので参考にしてみてくださいね。
フレッツテレビの台数を増やしたい まとめ
今回は、フレッツテレビやドコモ光、ソフトバンク光のテレビサービスを利用中で、テレビ台数を増やしたい場合の方法についてまとめてみました。
場合によっては接続するだけで見れる場合や、自分で配線できる場合があるので、一度自分でチェックしてみてくださいね。
文字だけだとわからないことも多いかもしれませんが、もし不明点などあればお問い合わせいただければ結構ですよ。
フレッツテレビの台数を増やしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください^^
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