NURO光を使う際は「ルーター」や「ONU」など専門的な用語がいくつか出てきます。
「ONUとルーターは何が違うの?どれを選べばいいのかわからない!」と思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ONUやルータ―の違いからおすすめの機種、自前のルーターの接続方法まで徹底的に解説します。
NURO光のONUは自分で選べず、最初に届く機器はランダムです。
これからNURO光を申し込もうと考えている方は、内容をしっかり読んでいただき、ONUの交換方法や効果的な使い方をマスターしましょう!
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
ONUとは/ルーターとは
まずONUとルーターの違いについて解説します。
このようにONUとルーターは似ていますが、もともとの機能は異なります。
NURO光を使うときも両方の単語が出てくるので、ややこしく感じる方がいるかもしれません。
一般的にルーターとONUは別モノですが、NURO光の場合は、ONUがルーターの機能を果たしているので「ONU=ルーター」と考えて問題ありません。
NURO光のONUはレンタルできる
NURO光ではONUを無料でレンタルできます。
さらにこのONUにはWi-Fi機能が搭載されているので、ルーターを別途用意する必要もありません。
ただ、最初に送られてくるONUはこちらで指定できません。
変更したいときには、あとからNURO光の窓口へ依頼する必要があります。
まずは、NURO光のONUのレンタル料金や、機種ごとの性能の比較を見てみましょう。
NURO光のONUの基本情報
NURO光のONUをレンタルするためには「NURO光 G2 V」に加入する必要があります。
月額基本料金は5,217円で、ONUは無料レンタルが可能です。
速度は機種によりますが、下りの最大速度は1.3Gbpsです。
また新しい機種は11ac(イレブンエーシー)という最新の無線規格に対応しているので、速度の面でも安心といえるでしょう。
NURO光のONU比較
NURO光のONUはいくつか種類があります。
すべての機種に共通するのは以下の点です。
- 有線LANポート数(有線で端末に接続できる差込口):3つ
- TAポート数(光電話の機器に接続する差込口):1つ
- 周波数:2.4GHz、5.0GHzの2種類
機種によって違うのは、速度と無線LAN規格の2つだけです。
では具体的にどのような違いがあるのか、以下の表にまとめました。
ONUの機種 | おすすめ度 | 速度 | 無線LAN規格 | 備考 |
ZXHN F660A | 〇 | 1,300Mbps | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | – |
FG4023B | 〇 | 1,300Mbps | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | – |
SGP200W | 〇 | 1,300Mbps | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | – |
ZXHN F660T | △ | 450Mbps | IEEE 802.11 a/b/g/n | – |
HG8045j | △ | 450Mbps | IEEE 802.11 a/b/g/n | – |
HG8045D | △ | 450Mbps | IEEE 802.11 a/b/g/n | – |
NSD-G1000T | ◎ | 4,800Mbps※ | IEEE 802.11 /b/g/n/ax | スマートセットのみ適用 |
※NURO光のサービス自体が下り最大速度2,000Mbpsなので、実際に4,800Mbpsになるわけではありません。
もしくは、スマートセットに申し込めば上位機種が適用され、さらに性能がアップします。
ただ、通常のプランではONUの機種を選べず、工事の作業員が持ってきた機器を使用することになるので「当たりはずれがある」と言われています。
ONUは後ほど交換することもできるので、まずはこれらの機種があることを知っておきましょう!
上位機種が使えるスマートセット
先ほど紹介したONUの中でも、一番性能がいい機種は”NSD-G1000T”です。
必ずこの機種をレンタルできるのが「スマートセット」です。
スマートセットとは、NURO光 G2V・G2のオプションプランで、内容は以下の通りです。
- 月額料金770円のオプション
- ONUの上位機種をレンタル可能
- スマートロックを使って電子錠を導入できる
- キャッシュバックなどすべての特典と併用可能
NURO光のプランにオプションを付けるだけで、最新規格のONUを使えます。
スマートセットは新規加入時にWebで申し込む必要があるので、興味がある方は以下のページをご覧ください。
NURO光のONUを交換する手順
ONUの一覧を見て「自分で選べないのは困る!」と思った方もいるのではないでしょうか。
でも安心してください。初回はONUを選べませんが、問い合わせれば機種を交換できます。
ONUを変えるべき理由と、交換する際の手順や注意点について解説します。
ONUは変えてもらうべき?
ここまで読んで「そもそもONUって交換する必要があるの?」と疑問に思われる人もいるかもしれませんね。
ただ、使い始めてから「インターネットの接続が予想以上に遅い……」と感じることがあるかもしれません。
そのときにONUを新しい機種に交換すると、通信環境が改善される可能性があります。
実際にNURO光を開通してから、インターネットを使ってみてONUを変えるか判断するといいでしょう。
ただ、時間帯や設置場所などに問題がある場合は、ONUを変えれば通信速度が改善されるとは限りません。
環境が原因かもしれないときは、以下の記事を参考にしてください。
ONUを交換する方法
実際にNURO光を使ってみて「他のONUに交換したい!」と思ったときに何をすればいいのか、具体的な手順を紹介します。
- NURO光に問い合わせる
- 新しいONUが届く
- 既存のONUを返却する
1. NURO光に問い合わせる
最初にNURO光に問い合わせをして「インターネットの通信状態が安定しないので、11acに対応しているONUに交換したい」と申し出ましょう。
問い合わせ窓口は入会時期によって変わりますので、以下のページから確認してくださいね。
2. 新しいONUが届く
申し出が受理されたら、希望した日時に新しいONUが届きます。
同梱されている説明書に従って設置・設定をしましょう。
3. 既存のONUを返却する
新しいONUが届いたら既存のONUを返却します。
交換を申し出たときに既存のONUの返却希望日を聞かれて、指定した日時に配送業者が集荷に来てくれます。
ONUを交換する手順は以上です。
ONUを交換する際の注意点
ONUを交換する際に気を付けたい点について解説します。
開通日によっては有料になる
2015年の8月31日以前にNURO光を開通していた場合は、11,000円の交換費用がかかります。
ご自身の開通日はマイページ上で確認できるので、心配な人は事前にチェックしておきましょう!
返却を忘れると損害金の支払いが必要
NURO光のONUはあくまで「レンタル品」なので、交換後は古い機器を返却しなければいけません。
交換したONUの設定方法
NURO光のONUは初回に限り、工事を実施した作業員が設置・設定してくれます。
しかし交換したときには自分で作業しなければいけないので、機械が苦手な人は難しく感じるかもしれません。
一連の流れを紹介しますので、交換後の設定方法は以下の情報を参考にしてください。
- 新しいONUを電源と光コンセントに接続する
- LINEとWANが緑色に点灯するまで待つ
この状態になると、ネットワーク接続が完了します。
次は無線・有線の2パターンにわけて端末の設定方法を紹介します。
- ONUに記載されているSSIDと暗号化キーを確認する
- 接続端末のネットワーク設定にSSIDが表示される
- ONUに記載されている暗号化キーを入力
- ONUにLANケーブルを接続する
- LANケーブルのもう一つの先端をパソコンなどの差込口に挿入する
交換後の設定は以上です。
NURO光サポートデスク
電話番号:0120-65-3810
受付時間:9:00~18:00
NURO光に自前のルーターは使用できる?
NURO光でWi-Fi接続するときに、自前のルーターを使いたい人もいると思います。
結論からいうと、ONUに自前のルータ―を接続することは可能ですが、デメリットがあります。
NURO光も自前のルーターの使用は推奨していませんので、リスクを理解したうえで使うかどうかを決めましょう!
具体的なデメリットや設定方法について解説します。
二重ルーターのデメリット
NURO光からレンタルされるONUに、自前のルーターを接続した状態を「二重ルーター」といいます。
「二重」と呼ばれる理由は、NURO光のONUには既にルーター機能があり、自前のルーターを使うと実質2つのネットワークを経由するためです。
なぜなら、2つのルーターを介することで通信速度が落ちる可能性があるからです。
また、2つのルーターが通信に必要な「IPアドレス」を取り合ってしまい、インターネット接続ができなくなる恐れもあります。
中継器として使うメリット
基本的に、二重ルーターはデメリットがあるので推奨されていませんが、自前のルーターを「中継器」として利用するぶんには問題ありません。
たとえば、一戸建てでパソコンを使う場所から、ONUの設置場所まで距離があるときなどが該当します。
このようなケースでは、自前のルーターを中継器として活用することで、距離がある場所でも通信速度が安定するメリットがあります。
自前のルーターの設定方法
自前のルーターを設定する際の流れを解説します。
開通後に電波が入りにくい場所があり、中継器として活用する際は参考にしてくださいね。
- ONUとルーターをLANケーブルで接続する
※ONUはLANポート、ルーターはWANポートを使用 - ONUのIPアドレスをチェックする
※左記のサイトで確認できます⇒アクセス情報 cman.jp - ルーターにONUのIPアドレスを設定する
※設定方法はルータ―の説明書を参照ください - ルーターを「ブリッジモード」に設定
- ONUの「無線LANモード」をオフにする
うまくできないときは、ONUの設定はNURO光へ、ルーターの設定についてはメーカーへ問い合わせましょう!
まとめ
NURO光のONUの機器比較や交換方法、自前のルーターを使うときの注意点などを解説しました。
ONUはインターネットをストレスなく使うための必須ツールです!
開通後に接続状況が悪いと感じたら規格を確認して、上位機種に交換してもらいましょう。
問い合わせは以下のページからできます。
料金がお得&快適に利用できるおすすめ光回線5社
おすすめの光回線が知りたい
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ポイントまとめ
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