中古住宅の戸建を購入した時に、必ず確認したいのがテレビの視聴方法。
「前に住んでた人がテレビを見ていたはずだから、何もしなくても見れるでしょ?」
そんな風に思っていませんか?
実は中古住宅でも、そのままではテレビが見れないことってよくあるんですよ。
今回はそんな中古住宅で引越し前に確認したいテレビのことについてまとめてみました。
これから中古住宅へ引越しをする、もしくは中古住宅を購入予定という方はぜひご覧くださいね。
テレビ端子がない部屋でテレビを見たい場合は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
https://hikari-mama.com/no-tv‐tanshi
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
一戸建ての中古物件でテレビを見る方法
そもそも一戸建てでテレビを見る方法って、どんな方法があるのでしょうか?
マンションやアパートだと壁にテレビをつなげばすぐに見れていたので、なかなか自分で準備しなければいけないということを知らない人も多いですよね。
基本的に一戸建てで地デジを視聴する方法というのは、以下の4つの方法になります。
- アンテナを屋根に立てて視聴する
- ケーブルテレビで視聴する
- フレッツテレビで視聴する
- 電力系のインターネット回線で視聴する
このどれかの方法を選んで、その準備が必要です。
もちろん以前と同じ方法を利用するのが一番手っ取り早い方法なのですが、それでも工事が必要なこともあるんですよ。
中古住宅でテレビ工事やアンテナ工事が必要なパターン
中古住宅でテレビ工事やアンテナ工事が必要なのは、主に以下の場合が多いです。
- 築年数が古い場合
- 前入居者が別の視聴方法でテレビを見ていた場合
- アンテナが立っているのに視聴できない場合
- ケーブルテレビやフレッツテレビを視聴したい場合
だいたいこの4つの場合は、改めて工事が必要になります。
というか、逆を言えば工事や自分での準備が必要ないのは
アンテナが立っていてそのアンテナがきちんと屋内の配線につながっている場合。
しかもブースターなども必要ない、もしくはブースターが残っている時だけ。
と考えてください。
なのでそれ以外の場合は何らかの工事や準備が必要になります。
どんな準備が必要なのかひとつずつ見ていきましょう。
築年数が古い場合
移転先の中古住宅の築年数が古い場合は、壁の中に配線されているテレビ線が地デジ対応できない細いものだったり、壁の端子が丸い同軸ケーブル対応の差込口ではないことがあります。
その場合はやはり配線をしなおしてもらったり、壁の端子を交換してもらう工事が必要です。
本当に古い古民家のような建物の場合は、壁の中にテレビ配線さえされていないこともあります。
その場合は壁の中への配線は諦めて、直接露出配線でテレビ線を壁に這わせて通すしかないかもしれません。
テレビの配線工事は、地域の電気屋さんや家電量販店に依頼することもできますし、フレッツテレビやケーブルテレビの場合は工事時に行ってくれる場合があります。
古い家ってとても風情があっていいですが、そういう部分ではちょっと大変ですよね。
前入居者が別の視聴方法でテレビをみていた場合
前の入居者がしていた視聴方法と、自分が希望している視聴方法が異なる場合は、基本的には工事が必要です。
たとえば前入居者はケーブルテレビやフレッツテレビで見ていたけれど、自分はアンテナで視聴したいといった場合は、アンテナを立てる必要がありますよね。
また逆にアンテナが立っているけど、自分はケーブルテレビやフレッツテレビを視聴したいといった場合にも、必ず工事が必要です。
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日本全国対応しているようなので、もしアンテナを立てたいという人は一度お見積もりしてもらってもいいかもしれないですね。
アンテナが立っているのに視聴できない場合
購入した中古物件にはアンテナが立っているから安心。
そう思っている人も多いかもしれません。
けれど案外アンテナが立っていても、壁にテレビをつなぐだけでは視聴できないことが多いんですよ。
理由はいくつか考えられます。
- アンテナが配線とつながっていない
- 必要な機器を引越し時やリフォーム時に撤去してしまっている
- アンテナが古かったり電波を受信していない
そんな場合はやはり改めての工事や、自分で機器を準備する必要が出てきてしまいます。
具体的に説明しますね。
アンテナが配線とつながっていない場合
実はアンテナが屋根の上に立っているからといって、必ず屋内のテレビ配線につながっているかどうかはわかりません。
前の家主がアンテナからケーブルテレビやフレッツテレビに切り替えてテレビを視聴していたことも考えられます。
フレッツテレビやケーブルテレビの工事時には、もともとあったアンテナの撤去までは行わないのでそのままにしている家も実際は多いんです。
なのでアンテナが立っているから安心と思っていても、実は中ではつながっていないこともよくあります。
そんな場合はアンテナからの配線を、屋根裏などにある分配器へつなぐ工事が必要です。
配線などがわかっている人であれば自分でできてしまうこともありますが、きちんと映るかどうかも含めて電気屋さんなどに頼んだほうが安心ですね。
必要な機器を引越し時やリフォーム時に撤去してしまっている場合
アンテナで視聴する場合に、ほとんどの場合必要になるのがブースターという増幅器。
電波の信号を強くする機械です。
アンテナで受信した信号そのままだと弱いので、ブースターがないと綺麗にテレビがうつらなかったり、まったく映らないということも少なくありません。
そのブースターにはいくつか種類があるのですが、主に屋内用と屋外用のものがあります。
屋内用のものは室内に設置をし、テレビの差込口とテレビの間に設置することができます。
その為自分で電気店などで購入して接続ができるので、とっても手軽に利用できます。
が、その分ちょっと信号を強くする力が弱いです。
そして室内に置いているので、引越し時に一緒に持っていってしまう場合がほとんどです。
なので入居した時にはブースターがなくって視聴ができないということになってしまいます。
もうひとつの種類が屋外用のブースターです。
屋外用のブースターの特徴は電源部と本体が分離していることです。
なので本体は屋根の上に設置されたアンテナのすぐ下に設置し、屋内に設置する電源部からアンテナケーブルを伝って電源を送る仕組みになっています。
その為アンテナ側にブースターの本体はついているけれど、引越し時に電源部だけを撤去されているということがとっても多いんです。
その場合は電源部だけの購入をしたいところですが、本体のブースターがわからなければ電源部の購入もできません。
なので電気屋さんなどに頼んで、ブースター自体の設置を改めて依頼したほうがいいかもしれませんね。
アンテナが古かったり電波を受信していない場合
アンテナが立っていても、アンテナ自体がとても古くて劣化してしまっていたり、電波をうまく受信できていないことも考えられます。
たとえば以前は見れていたけど、空き家だった期間に近くにマンションができたので電波の受信状況が悪くなっているなんてことも考えられます。
そんな場合はブースターの設置で改善することもありますが、アンテナ自体の交換が必要かもしれません。
もしくはアンテナでは視聴できないため、フレッツテレビやケーブルテレビを引き込むしかない場合もあります。
アンテナでの受信状況は、アンテナを設置する業者に依頼すれば設置前に計ってくれるので、もしどうしても視聴ができない場合などは他の方法を選ぶしかありません。
ケーブルテレビやフレッツテレビで視聴をする場合
ケーブルテレビやフレッツテレビでテレビを視聴する場合は、前入居者が同じサービスを利用していたからといって工事が不要というわけではありません。
必ず各会社への申し込みが必要で、申し込むと工事者が自宅に来て行う工事が発生します。
屋内のテレビ配線はそのままになっていたとしても、一度解約されている回線をつなぎなおす工事が必要なんですね。
また回線終端装置やセットトップボックスなどの機器の設置も必要です。
なのでケーブルテレビやフレッツテレビを視聴する場合は、必ず工事が必要と思っておきましょう。
ちなみに屋内の配線についてはそのまま利用できる場合があるので、そういった時はテレビの接続工事部分だけを断れば、工事費用をお安くすることができますよ。
ただし前入居者が設置していた機器の位置と同じ場所に設置しないと、配線なども変えなければいけない可能性が出てきます。
あまり配線などについて詳しくない場合は、テレビが視聴できるところまですべてお任せしてしまったほうが安心ですね。
フレッツテレビの共聴工事については、こちらにも書いているので参考にしてくださいね。
前入居者がどうやってテレビをみていたかを調べる方法
中古住宅への引越しが決まったら、まず確認したいのが前に住んでいた人がどのようにテレビを視聴していたかということです。
これは不動産屋に聞けばわかることもあれば、数年空き家だった場合などは聞いても資料がなくてわからないこともあります。
そんな場合は残念ですが、自分で調べるしかありません。
確実にわかるわけではありませんが、もし以前の入居者がどういったテレビの視聴方法を行っていたのかを確認する方法をいくつかお教えしますね。
まずはテレビを持っていてつないでみる
アンテナが屋根に立っている場合は、まずはテレビを実際に新居へ持っていってつないでみるのが一番手っ取り早いです。
それでテレビが映れば万々歳!
何もしなくてもテレビは見れるということです。
もし映らなければ・・・
ブースターを用意してみるか、アンテナ業者に一度来てもらって状況を確認するしかありません。
もしくはケーブルテレビやフレッツテレビを申し込むかのどちらかになりますね。
壁に光コンセントはない?
NTTのフレッツ光を引き込んでいた場合は、壁に光コンセントと呼ばれる差込口が残っている場合が多いです。
電気や電話の差込口と一体になっている場合もあれば、光コンセント単体で設置されている場合もあります。
差込口には『光コンセントSC』と書かれているので、あればすぐにわかると思います。
もし光コンセントがあった場合は、以前フレッツ光回線を利用していたということなので、屋根にアンテナがなければフレッツテレビで視聴していた可能性が高くなりますよね。
もちろんNTTに問い合わせても、以前その家でフレッツテレビを利用していたかどうかなんてわからないし教えてくれません。
なのでフレッツテレビだったかもしれないという推測でしかありませんが・・・
けれどもしフレッツテレビで視聴していたのであれば、先ほど書いたとおりTV配線を接続する共聴設備接続工事の部分は断ってもテレビが見れるようになるかもしれません。
ただし確実ではないので、不安であれば一緒にTV接続工事まで頼んでしまって、当日来た工事者の人に聞いてみてその場で接続工事だけ断るほうが安全ですよ。(TV接続工事だけを断れば、その部分の料金はかかりません。)
地域のケーブルテレビ会社に問い合わせてみる
アンテナが立っていなくて光コンセントもない。
そういった場合は、ケーブルテレビで視聴していたのかもしれませんね。
地域のケーブルテレビ会社に連絡し、住所を伝えると以前利用していたかどうかを教えてくれる場合もあるようですよ。
もちろん会社によっても対応が異なるかもしれませんので、教えてくれなければ諦めるしかありません。
もしケーブルテレビを利用していた事が確認取れた場合は、同じケーブルテレビで開通すれば工事費用が少し安くなるかもしれないですね。
そのあたりは各ケーブルテレビ会社へ確認してみてくださいね。
ケーブルテレビも現在は、携帯会社と提携しているところが多いです。
ケーブルテレビと提携されている携帯会社は、ほとんどauです。
なのでケーブルテレビの契約をすると、auスマートバリューの割引が受けられる会社が多いですよ。
ケーブルテレビは地域によって利用できる会社が異なるので、どの会社が利用できるのかは確認が必要です。
今回はスマートバリューが適用になる主なケーブルテレビ会社を紹介しておきますね。
現在au携帯を利用していて、地域のケーブルテレビ会社がある場合はケーブルテレビを選択肢に入れるのもいいと思いますよ。
- 北海道→ J:COM 苫小牧ケーブルテレビ等
- 東北→秋田ケーブルテレビ 一関ケーブルテレビ等
- 関東→ J:COM イッツコム等
- 中部→TOKAIケーブルネットワーク 中部ケーブルネットワーク等
- 関西→ J:COM KCN京都 Baycom等
- 中国→倉敷ケーブルテレビ 中海テレビ放送等
- 四国→KBN香川テレビ 今治ケーブルテレビ等
- 九州→ J:COM ケーブルステーション福岡等
※詳しくはこちらのauのHPで確認してみてくださいね。
地域の電力系インターネット会社に問い合わせてみる
地域によっては電力系のインターネット回線で、テレビが視聴できる場合があります。
現在テレビが視聴できる電力系の回線はこちら。
対象の地域であれば、一度確認してみてもいいかもしれませんね。
ただし以前の住人が利用していたとしても、基本的には解約時に撤去されているはずです。
もう一度申し込みをすると工事が必要になりますので、ご注意ください。
中古住宅でテレビが映らない! まとめ
いかがでしたか?
中古物件って新築より準備することが少ないと思っていても、実は以前のことがわからなくて逆に困ったことになる場合も多いんですよ。
特にテレビの視聴については、不動産屋などの情報がないと自分で調べなければいけないのでいろいろと大変です。
少なくとも宅内の配線図などの図面だけは手に入れておいたほうが、後々何の工事をするにしても役に立ちますよ。
そういった図面がないと、アンテナ工事などを依頼しても分配器の場所がわからなかったりで工事自体ができないことだって考えられます。
中古住宅を購入した場合は、まずはテレビの視聴方法を考える事を忘れないでくださいね。
これから中古住宅を購入しようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
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