引越しが完了し、テレビの電源をON!
『あれ?テレビが映らないんだけど・・・!?』
なんてことになっていませんか?
引越しが終わるまで案外見落としがちな、テレビの設定や契約。
実は前もって準備していないと、引越し後から1ヶ月間テレビが見れない・・・なんてことにもなりかねません。
今回はそんな引越し後にテレビが映らない場合の原因と対策をまとめてみました。
もし地デジは映るけどBSが映らない場合には、こちらを参考にどうぞ。
初めまして、ひかりmamaです!10年以上インターネット回線のコールセンターで働いていました。複雑でわかりにくいネットや電話の契約について、少しでもわかりやすい説明ができればいいなと思い、このサイトを立ち上げました。 何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね。
引越し先は集合住宅?一戸建て? 異なるテレビの準備
まずは確認したいのが一点。
あなたの引越し先はマンションやアパートなどの集合住宅ですか?
それとも一戸建てですか?
引越し先で地デジなどのテレビを視聴するためには、この『集合住宅』か『一戸建て』かで大きく関わってきます。
引越し先が集合住宅の場合
集合住宅の場合は、基本的には建物側でテレビ設備が用意されていることが多いです。
集合アンテナが屋根に立っていたり、ケーブルテレビが建物自体に入っていて視聴できる場合がほとんど。
そういった建物であれば、引越し直後から部屋にあるテレビコンセントに線を差し込めば映るはずです。
ただし集合住宅でもたまに、個人でテレビの申し込みをしなければいけないこともあります。
- テラスハウスや長屋で集合住宅だが、テレビは各自で用意が必要な場合
- ケーブルテレビの設備が入っているが、視聴するには個人でケーブルテレビ会社との契約が必要な場合
- 古い建物でアンテナなどの設備がない場合
こういった場合は、各自でテレビの準備や契約が必要となります。
引越しをしてきてもテレビが映らないときには、まずは一度管理会社や大家さんへ問い合わせをしてみましょう。
もし『テレビは各自で申し込みが必要だ。』と言われてしまった場合は、一戸建てと同じように自分での準備が必要になります。
後ほど紹介する一戸建ての場合を参考にしてくださいね。
引越し先が一戸建ての場合
引越し先が一戸建ての場合は、新築か中古住宅・貸家かによっても準備が異なってきます。
引越し先が新築一戸建ての場合
新築の一戸建ての場合は、必ず自分でテレビの準備が必要になります。
たとえ建売の分譲住宅を購入したとしても、テレビに関する設備まで整って販売されていることはほとんどありません。
親切な不動産屋や住宅メーカーなら、設計時や工事中にテレビの視聴方法はどうするかを確認されることもあります。
建てる前からテレビの視聴方法を伝えておけば、それに合った配線をしてもらうこともできますよ。
露出配線など無駄な配線をする必要もなくなるので、できることなら設計時から決めておくことがおすすめです。
新築一戸建てでのテレビについては、こちらに詳しくまとめています。
引越し先が中古住宅や貸家の場合
中古住宅や借家の場合は、自分で準備が必要な場合とそうでない場合があります。
まずは不動産屋に問い合わせしてみて、何かもともとのテレビ設備が残っているかを確認するのが確実です。
もし以前の入居者がアンテナを使用してテレビを視聴していて、今でもアンテナが残っているのであればそのままテレビを視聴できる可能性があります。
ただしブースターが取り外されていたりすると、自分で新たにブースターの接続をしなければ視聴できないことがあります。
また以前ケーブルテレビや光を利用したテレビサービスを使っていた場合は、入居者が引越しをすると同時に解約しているはずです。
その場合は自分で新たに、何かしらテレビを見る手段を用意するしかありません。
中古住宅でのテレビについては、こちらに詳しくまとめています。
そもそも引越し先で地デジでテレビをみる方法って?
もし引越し先にテレビの設備がなかった場合は、自分での準備が必要です。
けれど地デジを視聴するために必要な手段って・・・?と悩んでしまいますよね。
実は現在地デジを視聴できる方法というのは、以下の3つしかありません。
- アンテナを屋根に設置する
- NTTのフレッツテレビと契約する
- 地域のケーブルテレビと契約する
このどれかをしなければ、テレビを視聴することができません。
簡単にひとつずつ説明しておきますね。
①アンテナを屋根に設置する
以前は1番一般的な方法だったアンテナ設置。
ご存知のとおり屋根の上にアンテナを立てて、テレビの電波を受信して視聴する方法です。
アンテナ設置の1番のメリットは、ランニングコストがかからないということ。
一度アンテナを設置してしまえば、その後は何年利用しても月々いくらといった費用がかかりません。
ただし場所によっては、難視聴地域と呼ばれるアンテナでの受信ができない地域があります。
また近くに大きなマンションなどがある場合も、アンテナでのテレビ視聴ができないこともあります。
台風や強風時には映りが悪くなってしまったり、場合によってはアンテナが倒れてしまって屋根が破損する可能性もデメリットですね。
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16,500円からでBSアンテナ工事をしてもらえるようです。
日本全国対応しているようなので、一度お見積もりしてもらってもいいかもしれないですね。
②NTTのフレッツテレビを契約をする
最近かなり一般的になってきたのが、NTTの光回線を利用してフレッツテレビを視聴する方法です。
インターネットを光回線で利用する予定があるのであれば、このフレッツテレビの契約がおすすめです。
月額も825円(税込)で地デジとBSデジタルが視聴できます。
最近新たに普及してきている光コラボ回線(ドコモ光やソフトバンク光など)でも、同じくフレッツテレビ同様のサービスは利用可能です。
事業者によってサービス名称は様々ですが、アンテナなしで地デジを見るサービスと伝えれば対応してもらえるはずです。
フレッツテレビのメリットは、やはり光の線を使用してテレビの信号を流すので映像がきれいで安定しています。
もちろん天候などにも左右されません。
CSやWOWOWなどの専門チャンネルを見たい場合も、スカパーへの申し込みだけでアンテナなしで視聴が可能です。
ネットと電話・テレビをすべて一括にできるので、支払いの一本化ができるのもうれしいですよね。
またなにより、テレビが何台あっても一律825円(税込)の料金で地デジとBSがみれるのが1番のメリットではないでしょうか。
専門チャンネルなどは不要という場合には、かなりお安くテレビの視聴ができますよ。
ただフレッツテレビにはデメリットももちろんあります。
まず大きなポイントが、必ずインターネットの契約が必要なことです。
フレッツテレビだけの利用をしたくても、必ず基本の契約がインターネットになるのでテレビ契約のみということができません。
必ずインターネットの契約(最低でもライトプランで3,080円程度)をする必要があります。
ネット利用する人であればいいですが、PCを持っていなかったりスマホだけで足りているという人にとっては大きな出費になってしまいますよね。
一度契約してしまうとテレビだけを残して解約することもできないので、今後ずっとインターネットの契約を継続しなければテレビを視聴できなくなってしまいます。
また日本全国ではまだまだ、フレッツテレビが対応していない地域もあります。
フレッツ光は対応していても、フレッツテレビに対応していない地域は多いです。
未対応地域ではもちろん、申し込みができないのでフレッツテレビの視聴ができません。
詳しくはこちらで、ご自身の住所を検索して確認してみてくださいね。
もしフレッツテレビを利用したい場合は、直接NTTへフレッツひかりの申し込みをするよりも、現在利用している携帯が割引になる光コラボ回線を利用したほうがお得ですよ。
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携帯がドコモの人におすすめ→参考 ドコモ光ならここ!おすすめプロバイダと代理店キャンペーンまとめ。
携帯がソフトバンクの人におすすめ→
参考 ソフトバンク光おトクで安心な代理店はここ!おすすめ申し込み方法まとめ
携帯がauの人おすすめ→参考 ビッグローブ光の代理店比較!安心確実おすすめ窓口を紹介!
集合住宅でフレッツテレビを視聴したい場合
集合住宅でフレッツテレビを利用することも可能です。
ただしいくつかの条件があるので、視聴できないことも多いというのが現状です。
NTT東日本エリアの場合
- マンションタイプ(光配線方式)もしくはファミリータイプの場合は、エリア内であれば申し込みは可能
- マンションタイプ(VDSL方式)では利用不可
- マンションタイプ(光配線方式)でもオーナーの許可が得れなかったり、設備的にNGの場合利用できない可能性あり
NTT西日本エリアの場合
- マンションタイプは光配線方式、VDSL方式に関わらず、すべてフレッツテレビ対応不可
- 集合住宅でもファミリータイプの場合のみ、エリア内であれば対応可
集合住宅でのフレッツテレビ視聴について、詳しくはこちらにまとめています。
要注意①:光回線でも、auひかりやNURO光はテレビサービスはありません
注意していただきたいのが、同じ光回線とは言えども地デジやBSが視聴できるのは、NTTのフレッツ光を利用している回線のみです。
auひかりやNURO光では、フレッツテレビは対応しておらず同様のテレビサービスもないので注意してくださいね。
また地域によっては同じような光回線で、電力系のインターネット回線もあります。
ネットや電話、テレビが契約できる回線になります。
ただし関西電力や四国電力など地方の電気会社が運営しているので、対象地域でないと利用はできません。
もし住んでいるのが対象地域であれば、フレッツテレビと同じようにネット+テレビでの利用が可能なのでチェックしてみてくださいね。
参考 電力系の光インターネットが狙い目!?フレッツ系より安くてお得!?
要注意②:ひかりテレビは地デジは見れても少し違います
よく間違えやすいのが、フレッツテレビと似ている『ひかりテレビ』というサービスです。
ひかりテレビは専門チャンネルやVOD(ビデオオンデマンド)などの映像配信サービスを提供している会社で、フレッツ光の契約をしていれば申し込みをすることができます。
このひかりテレビでも、地デジ放送の視聴は可能です。
ただし実際は、地上デジタル放送IP再放送サービスと言って1度ひかりテレビ側で録画した地デジ放送の映像を提供しているサービスです。
なので必ずひかりテレビ側からレンタルをするチューナーが必要になります。
またLANケーブルでテレビとチューナーの接続、もしくは無線での接続が必要になります。
契約もテレビ1台ごとの契約が必要なので、最低でも1台1,650円(チューナーレンタル込み)が必要となります。
VODなども利用したいのであればいいですが、地デジを見るためだけにはおすすめできないサービスです。
③地域のケーブルテレビと契約をする
3つ目のテレビ視聴方法は、ケーブルテレビ会社と契約をしてテレビを視聴する方法です。
ケーブルテレビとは、名前のとおりケーブルを電柱から自宅まで引き込んできてテレビを視聴する方法です。
フレッツテレビと同じように、インターネットや電話も利用することができます。
ケーブルテレビ会社は地域によって異なるので、大きなところだけ一覧でご紹介しますね。
これ以外にもたくさんあるので、ご近所の方に聞いてみるか『○○市・ケーブルテレビ』と検索してみれば対象のケーブルテレビ会社が見つかると思います。
ケーブルテレビのメリットは、フレッツテレビと同じで有線のため映像が安定していること。
またテレビ会社のため、フレッツテレビとは違ってテレビサービスのみの契約が可能です。
なのでインターネットや電話は不要という人には向いています。
ただし、フレッツテレビと違って地デジとBSのみの契約というのはほとんどありません。
必ず有料チャンネルの契約がパックになってしまうので、テレビの料金だけで見るとフレッツテレビの825円よりお高くなってしまいます。
各ケーブルテレビ会社によって値段は異なりますが、最低でも3,300円程度の費用が毎月かかります。
そのため専門チャンネルは不要という人には、割高なテレビの契約になってしまいますね。
またケーブルテレビには必ずSTBと呼ばれるチューナーが必要になります。
テレビ1台につき1台のチューナーが必要になるので、コンセントなども必要以上に使うことになってしまいます。
設備はOK!それでもテレビが見れない場合は?
ここまでの内容で、設備的には問題がないはずなのにテレビが見れない・・・という場合は、もう一度テレビの接続がきちんとできているかを確認してみましょう。
テレビの差込口は間違っていない?
まずは一番大事なこと。
テレビには電源コンセントに差し込むケーブル以外に、きちんと壁のテレビコンセントまで太いテレビ線がつながっていますか?
テレビのコンセントは、一般的にはこの右側のような丸い差込口です。
ここに太い同軸ケーブルが刺さっていなければ、テレビは映りませんよ。
電源のケーブル以外にテレビ線がつながっているか、まずは確認してみてくださいね。
チャンネル設定はできている?
引越しで地域が変わると、テレビのチャンネル設定をしなければうまく信号を受信してくれません。
リモコンでチャンネル設定ができる場合がほとんどなので、テレビの説明書を見てチャンネル設定をしてみましょう。
それで映るようであれば、テレビの設備は整っているので特に工事などは不要です。
地デジだけ・BSだけが映らない場合
もし地デジは映るけどBSだけが映らないときや、その反対の場合。
一度テレビの後ろ側を見てみてください。
必ずテレビの後ろには『地デジ』と書かれた差込口と『BS/CS110度』と書かれた差込口があるはずです。
地デジとBSをリモコンで切り替えて視聴するためには、このどちらもの差込口にテレビ線が刺さっている必要があります。
そのためには、1本のテレビ線を2本に分ける分配器というものが必要です。
もしテレビの後ろ側を見てどちらか1本しか線がつながっていない場合は、その線を差し替えてみてください。
どちらもきちんと線をつなげば映るのであれば、あとは分配器と2本の同軸ケーブルを電気店などで購入してきて接続すればOKです。
最近はこういったケーブル付きの分配器もあるので、そちらを利用すると便利ですね。
一部のチャンネルが移らないorノイズがかかっている場合
テレビはいちおう映るけれど、映らないチャンネルがある場合、または全体的にノイズがかかってしまって映像が乱れてしまう場合。
そんなときはテレビの信号が弱い可能性が高いです。
ブースターと呼ばれる電波を強くする増幅器を購入すれば、対応できることが多いです。
もしかすると前入居者の人が、引越しのときにブースターを持っていってしまった可能性もありますね。
電気店やネットでブースターは販売されているので、そちらを購入して映りが悪いテレビの手前に接続すれば改善できるかもしれません。
ブースターは屋内用と屋外用があるので、基本的に自分でつける場合は屋内用のものを購入します。
引越し先でテレビが映らない! まとめ
長々と書いてしまいましたが、あなたが今テレビが映らない理由はわかりましたか?
基本的にはもし集合住宅なのであれば、まずは管理会社や大家へ確認!
一戸建てで何も準備していなかったのであれば、即座に今後何でテレビを視聴するのか決めて申し込みをするしかありません。
また設備がきちんと整っているにも関わらずテレビの視聴ができないのであれば、一度電気店などに来てもらって確認してもらうのもいいかもしれませんね。
どうしてもテレビの配線は天井裏や屋根裏に集合していたりして、素人では配線がどうなっているのかなどがわからないことも多いです。
もしこの記事を読んでも、まだテレビの視聴ができない場合は私にお問い合わせいただいても結構ですよ。
わかる限りご相談に乗らせていただきます。
あなたがテレビが見れない状況を、一刻も早く抜け出せることができますように。
参考にしてもらえるとうれしいです^^
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